プロに教わるデッドニング講習⑭-2

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タイヤハウスのデッドニング方法（インナーカバー編）

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タイヤハウスのデッドニングのやり方。今回はタイヤハウス内のインナーカバー（↑）をデッドニングする方法。素材は樹脂製で、鉄板に施工するデッドニングとは勝手が違う。ここでプロの施工例を見て参考にしよう。

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  「タイヤハウスのデッドニング方法」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は、フェンダーインナーカバー裏側の鉄板をデッドニングしましたが、今日はインナーカバー自体をデッドニングします。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員


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  インナーカバーは樹脂製。グニャグニャしています。

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  このカバーの上側……つまり、取り付けたときに裏側になる見えない部分に、オーディオテクニカのダンピングアブソーバーを貼っていきます。

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  使う材料は前回と同じ。

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  ただ、インナーカバー上面は、細かいリブ（補強の出っ張り）がたくさんあってデコボコです。


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  この状態で、上から普通にダンピングアブソーバーを貼っても、浮いてしまうところが大半なので、すぐに剥がれてきます。

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  真っ平らだったら良かったのに。

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  このリブをかわしながら制振・吸音材を貼る……となると、細かく切り分けて貼るしかありません。

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  ムムム……また細かい作業になりそうな予感。

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  そうですね。リブとリブの間の幅に合わせて、細長く制振・吸音材を切り出して……


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  このように1本ずつ貼っていきます。


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  リブにかからないように、あくまで平べったい面に対して貼るようにしていきます。


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  凹凸にかかる手前で、折り曲げて→線をつけて→カットする…という貼り方でもいいですね。


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  インナーカバーを固定するクリップの穴を塞いではいけないので、その部分はくり抜きます。



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  出っ張っているところは貼れないので、前後に分けて貼りましょう。

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  この貼り方でいくとすると、今回の車のインナーカバーは、天面付近はかなり狭い間隔でリブが入っておりますが……


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  手間ですけど、1本ずつ貼っていくしかないですね。


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  うひ～。



チマチマ



チマチマ

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  タイヤハウスのインナーカバーのデッドニングは、現実的にはこういう貼り方になると思います。

エビ系？


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  えーっと、タイヤハウスのデッドニングは前輪だけでもいいのでしょうか？

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  う～～ん。できれば四輪やったほうがいいです。ロードノイズは4輪から出ていますからね。

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  4日ぐらいかかりそう。

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  いや、さすがにそんなに時間はかからないです。

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  チマチマした作業が好きな人以外は、カーデンのようなプロショップに施工してもらいましょう。

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  なお、タイヤハウスデッドニングの費用はカーデンの場合で、四輪分 5万5000円～（※車種や部材により変動）となっております。