パワーアンプ取り付け講習②

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パワーアンプの取り付け方法╱純正ナビを外すときのコツ（後編）

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純正ナビにパワーアンプを取り付ける方法を、プロのインストーラーに取材して詳細に解説する〈パワーアンプ取り付け講習〉。序盤の純正ナビの外し方は、車種を問わずに共通するコツや注意点があるので、作業の前に押さえておきたい。

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  「パワーアンプの取り付け方法①╱純正ナビを外すときのコツ」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  フィットに関してはメーターフードとエアコン吹き出し口まで外せば、純正ナビを固定している上側のネジ2本にはアクセスできますが、ネジは下側にも1本あるので、先に下側もバラします。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員


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  USBポートやアクセサリーソケットが付いているパネルですね。

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  このカバーにはネジが1本つかわれています。穴があるので、そこからドライバーを差し込んで外します。


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  パネルが外れたさいに擦れて傷が付かないよう、周囲を養生しましょう。


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  そして、このパネルは幅の広い内張りはがしなどを使って、浮かせます。


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  USBポートとアクセサリーソケットの付いたパネルが取り外しできました～。

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  背面につながっている配線のコネクターを抜きます。


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  これで純正ナビを固定しているネジにアクセスできるのかな。

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  できるんですけど、先にグローブボックスまで取り外してしまったほうが見やすいですよ。

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  ほえ？ 純正ナビを外すためにグローブボックスまで外すの？

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  パワーアンプを取り付ける作業では、どうせそこまでバラすことが多いですし、先にグローブボックスを外しておく方が、ナビ下あたりの空間が見やすくなるので作業性が上がります。

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  ナルホド。

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  モデル車のホンダ車の場合でいうと、ナビを固定している下側のネジも外しやすくなりますよ。

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  では、グローブボックスを外しましょう。

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  トヨタ車だと「まずダンパーを外す」パターンが多いですが、ホンダ車のグローブボックスを外すときは、両サイドを押し込んで、ツメの固定を外します。


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  押し込んで引っ張る。

グローブボックスが外れたら、横方向からライトなどで照らすと、純正ナビの下側の固定ネジがよく見えます


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  それから、最初のほうでエアコン吹き出し口を外した裏にも、左右2本のネジがあります。


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  つまり、純正ナビを固定しているネジは全部で3本？

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  ホンダ車の場合はそのパターンが多いですね。

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  純正ナビを固定しているネジは外れました。

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  ここまでくると純正ナビを手前に引き出せる状況になっていますが……



ナビパネルの右端（ハザードスイッチ付近）から引っ張っている。

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  ハザードスイッチの裏には配線がつながっていて、この線が短いため、少ししか手前に出てきません。

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  ムムム。


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  ナビ本体をささえながら、裏側の配線のコネクターを抜かないと……なんてやっている場面で、ナビをパネルにぶつけて傷つけるのはありがちです。

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  確かにこのシーンは危ない。

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  そこで対策として、この場面からは毛布などを用意して、それを下に敷きながら作業します。


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  ハザードスイッチの配線を抜けば、純正ナビを手前に引き出せます。

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  この先の作業も毛布必須！

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  そして、純正ナビの裏側につながっている配線のコネクターを全部抜きますが……ここでひとつコツがあります。

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  コツは毛布だけじゃないの？

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  あとで純正ナビを取り付けし直すときに、どのコネクターがどこにつながっていたのか、分からなくなることがよくあります。

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  ふむ。

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  全部がささっているならまだいいんですけど、最初からささっていないカプラー（空き）もあるために「これでいいのかな？」となりがち。

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  あ～、そっか。

付け直すときに混乱しないように、スマホなどでカシャっと写真を撮っておくといいですよ


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  今回も空きになっているポートがけっこうあったので、写真を撮っておきます。

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  こういう写真があれば、元に戻すときに迷いませんね～。



写真を撮ったら、純正ナビにつながるすべてのカプラーを取り外しましょう


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  純正ナビの取り外し方だけを見ても、リスクを最小限にするプロのやり方は参考になりますね。

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  パワーアンプの取り付け方法としては、ここから先が本番です。