フロアデッドニング完全ガイド

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車のシート（イス）の外し方。まずは前席の取り外し

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車のシート（イス）の外し方は、意外と簡単。シートレールのボルトと、シート下の配線カプラーを外せばよい。しかしそうは言っても、シートは大モノ。イメージ難易度が高いと思われるので、実際に前席シートを取り外すところを見てみよう。

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  「フロア（床）デッドニングの効果。ロードノイズ対策になる技」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ここからは、しばらく内装パーツの取り外し作業が続きますよ。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員

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  まずは何から外しましょう？

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  シート（イス）を取り外します。まずは前席から。

最初のターゲット


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  そういえば、いつかシートを外して大掃除したいと思っていたんですよね。

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  それならぜひ、この機会にどうぞ。フロアの大掃除ができますよ。

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  年末のDIYにピッタリ！

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  とはいえ、今回の目的はあくまでもフロアデッドニングですが。

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  ハッ！
  ……そうだった。

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  まずはフロアマットを降ろします。


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  シート（イス）を外すためには、まずシートレールを床に固定しているボルトを外します。

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  ボルトの種類は？

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  通常は10ミリとか12ミリの六角ボルトが多いですが、今回のモデル車・スペーシアの場合は、ヘックスねじが使われていますね。サイズは大きめで、T-40でした。


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  いずれにしても、まずボルトの種類を確認して、それに合った工具で外しましょう。

✔「車で使われている〈ねじの種類〉と〈サイズの謎〉」参照。


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  シートレールを固定するボルトは、後ろ側にもあります。前側のボルトを外したら、シートを前にスライドさせて、後ろ側のボルトも外します。

シートを前にズラして…



後ろ側のボルトを取る（左右）


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  これでシートレールごと、イスが浮くのかな？

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  その前に忘れてはいけないのが、シート下の配線です。

イスの下には配線がつながっている


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  ここはカプラーになっていて、途中から抜けるようになっています。

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  引っ張るだけでいいの？

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  ツメでロックされているので、ツメを押しながら引っ張って抜きます。



✔ カプラーの種類は車種や場所によっていろいろ。「カプラーの抜き方。…抜けないときは？」参照。

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  シートを取り外すときのために、カプラーになっているわけですね～、ナルホド。

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  ここまできたら、もうシート（イス）全体を持って浮かせることができる状態です。


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  背もたれを前に倒して、小さくした状態で、外に運び出します。


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  これって、ひとりでできる作業？

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  ひとりでもできます。
  ぶつけないようにだけ、注意しましょう。

同様のやり方で助手席も外す


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  なんと！ けっこうカンタンに、前席のシートがなくなってしまいました。


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  これで、思うぞんぶんに掃除機をかけられるぞー！

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  掃除もいいけど、このままリアシートも外しますよ？

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  リアシートまで外さなくても、大掃除できるのでは？

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  今回の目的は、大掃除ではなくフロアデッドニングです！ 当初の目的を、完全に忘れてますね。

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  そ、そうでした。

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  フロアデッドニングの場合は、フロアカーペットを完全に外す必要があるので、後席シートも外す必要があります。

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  いよいよ、未体験ゾーンに突入だ。