ディスプレイオーディオ換装ガイド②-8

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ディスプレイオーディオの車両側配線に「SLX-73R」を接続する

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ディスプレイオーディオ→社外ナビに交換するための変換ハーネス・SLX-73Rの配線方法。前回までの仕込みで、すでにディスプレイオーディオを外し、アンテナ・マイク類の取り付けもやってあるので、ここからは仕上げ工程。配線が多くて大変に見えるが、カプラーオンでいける。

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  「社外ナビ取り付けで、配線をキレイに取り回すコツ」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回の工程で、アンテナ・GPS・マイクの配線は、すべてナビ裏に集結しました。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  でも、社外ナビに付属している配線はまだ他にもありますね。

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  そうですね。例えば今回取り付けているサイバーナビには、RCA入出力ケーブルというのも付属していますが……


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  これは外部アンプやサブウーファーを追加する場合とか、リアモニター用の映像出力だったりとか、ようはサイバーナビのシステムアップ用の線なんです。

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  なるほど、なるほど。

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  今回はそういったオプションをつなぎませんが、マイクの線だけは、このRCA入出力ケーブルを中継してサイバーナビにつながる仕組みになっています。


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  前回付けたマイクの線が、ここにつながるのか。

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  それ以外の赤・白・黄色のRCAケーブルは今回は使わないので、これもタイラップ等で束ねておきましょう。


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  このような状態（↓）にしておけば、あとは社外ナビ本体にカプラーをつなぐだけ、という状況になります。


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  先に社外ナビ（サイバーナビ）にRCA入出力ケーブルをつなぐのではなく、こういう付属ケーブルも車両側で整理しておくのがコツなんですね。

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  そうですね。「社外ナビに接続するのは、最後の最後にまとめて行う」やり方がいいと思います。

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  今回は、もともとディスプレイオーディオが付いていた車なので、社外ナビ本体よりも先に「SLX-73R」のカプラーを、車両側カプラーに接続していきます。

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  ここで、以前に仕込んであった変換ハーネスの出番ですね。



※ディスプレイオーディオ車に社外ナビを取り付けるための「SLX-73R」の仕込み方法は、「ディスプレイオーディオを社外ナビに交換するときの配線方法」参照。

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  車両側のアンテナカプラーと、「SLX-73R」側のアンテナ変換カプラーをつなぎます。


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  電源系の配線などがまとまっているカプラーは、車両側の28ピンカプラーにつなぎます。


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  バックカメラやイルミ線（オレンジ）などがつながっているカプラーを、車両側の30ピンカプラーにつなぎます。


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  スピーカーケーブル（緑・紫・白・グレーなどの線）が通ったカプラーをつなぐのは、車両側の10ピンカプラー。


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  これで「SLX-73R」側のカプラー（4種類）が、ぜんぶ車両側とつながったことになります。

SLX-73Rと、ディスプレイオーディオの車両側配線との接続図



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  この場面はカプラーのピン数が違うから間違う心配はないですよね？

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  そうですね。

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  おや？ ……しかし、車両側にはまだカプラーが余っていますけど？？？

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  それは気にしなくていいです。「SLX-73R」を使って社外ナビを移植するときは、つながない余り線は出ます。ようはディスプレイオーディオには必要だけど、社外ナビには必要ない線があるので。

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  そうなんだ。
  そこは気にしなくていいのね。