車を便利にする電装DIY

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ディスプレイオーディオにHDMI入力端子を新設する方法

ディスプレイオーディオに、HDMI入力端子を付ける方法。これはDIYラボの過去記事「ディスプレイオーディオには外部入力がない、という新たな問題点」と「空きスイッチホイールにUSBやHDMIの入力端子を持ってくると便利」の2つを組み合わせると可能になる。どういうことなのか解説しよう。

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  「空きスイッチホイールにUSBやHDMIの入力端子を持ってくると便利」という話をしましたが、今日はその応用編です。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前の記事で登場した「USB12/13/14」シリーズは、基本的にはカーナビ背面のHDMIやUSBの入力端子を、手元の使いやすい位置に持ってくるための延長ケーブルです。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  ふむ。

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  しかしHDMIの入力端子が備わっていないカーナビには、使えませんよね。

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  そりゃそうだ。延長しようにも、延長元の端子がないんだから。

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  例えば、新型トヨタ車が採用するディスプレイオーディオには、外部入力が存在しません。



✔ 詳しい事情は、「トヨタのディスプレイオーディオには外部入力がない、という新たな問題点」参照。

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  HDMI入力なんて、そもそもできない。

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  ちなみにUSB入力端子にも余りがありません。USBフラッシュメモリを取り付けてメディアを再生するプレーヤー機能が純正で付いているので、それに使われています。

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  ようするに、ディスプレイオーディオ裏にはHDMIもUSBも挿せないってことよね。

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  そうなんです。

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  そんなディスプレイオーディオの話題を、ワタナベ研究員はなぜ振るのか？

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  例えば、今話題の新型80ハリアーだって、小型の空きスイッチホールならあるんですよ。

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  ……はぁ。

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  前回紹介した、HDMI延長ケーブル「USB12」やUSB延長ケーブル「USB13」を付けられるんです。

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  ……スイッチホールに空きがあったって、ディスプレイオーディオ裏に端子がないんだから仕方ないじゃないか。

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  あきめるのはまだ早いのです。

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  ……ほう？
  さては、なにかズルイ手を考えたようですね？

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  新型トヨタ車のディスプレイオーディオであっても、外部入力を作ることはできます。これはDIYラボでは何度も解説している通りです。



✔ 「ディスプレイオーディオでiPhoneのYouTubeを観る方法」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  ビートソニックの外部入力アダプター「AVX02」を使う方法ですね。



ビートソニックの外部入力アダプター・AVX02

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  「AVX02」を使えば、ディスプレイオーディオにもアナログRCAの外部入力端子が作れます。

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  しかし、これで作れるのはアナログRCAの外部入力であって、HDMI入力端子ではないでしょう？

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  そこで、「IF36」も使います。



詳細はAmazonのビートソニック・IF36

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  ……ほう。
  ミラーリングで使うユニットですね。

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  「IF36」がやっているのは、HDMIのデジタル信号をRCAのアナログ信号に変換することですから、「IF36」にはHDMIの入力端子があります。


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  このHDMI入力端子に、新たに登場したHDMI延長ケーブル「USB12」をつなぐと……



✔ 詳細スペックはビートソニックの「USB12/13/14シリーズ」参照。

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  ディスプレオーディオなのに、空きスイッチホールに、HDMIの外部入力端子ができるっ!!

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  そうなんですよ。

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  ミラーリングするときのスマホの接続も、スマートになりますねぇ。

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  ちなみに、「IF36」にはUSB給電用のポートも付いていますから、USB延長ケーブル「USB13」もつなげます。


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  そうすると、ミラーリング時のスマホ給電用ポートを空きスイッチパネルに設けられます。これはまあ、充電専用のUSB入力端子ですけど。

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  なるほど。

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  もう少し大きめの空きスイッチホールがある車種なら、USB/HDMI延長ケーブル「USB14」を使えば、一箇所で両方取れますね。


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  外部入力がないディスプレイオーディオでも、空きスイッチホールにHDMI外部入力まで作れるとは……驚きです。