プロセッサー（DSP）特集

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カプラーオン取り付け可能なDSP「TOON X」用の移設＆延長用ハーネスが登場

カプラーオン取り付けできるDSP「TOON X」の移設＆延長ハーネスが登場した。TOON X DSPを付けた車を乗り換える際、このハーネスがあればDSPの移設がカプラーオンで可能になる。今すぐ必要でなくても、将来のために知っておきたい情報。

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  カプラーオン取り付け可能なDSP「TOON X」に関する続報です。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  「TOON X」DSPのオプション品を追加しました。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  なにやらハーネスがいろいろ出てきたようですが……（※冒頭写真）

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  まず「DSP-CT1」「DSP-CT3」「DSP-CN1」の3つは移設するときに使えるハーネスです。

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  移設用ハーネス…？

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  例えば現在トヨタ車に乗っていて「TOON X」シリーズのDSPを付けている方がいたとして……

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  フムフム。

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  ニッサン車に乗り換えた場合に、DSPをニッサン車に移設できるハーネスが「DSP-CN1」です。



詳細はAmazonのDSP-CN1 ニッサン純正ナビ（20ピン） 装着車接続用ハーネス参照。

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  ほう。本体は買い替えなくてもいいんだ。

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  そうです。なぜならDSP本体は共通ですから。DSP-CN1の「C」はケーブル、「N」はニッサン車を意味しています。



ビートソニック製DSP TOON X シリーズ ※最新の車種別ラインナップについてはAmazon販売ページの「スタイル」メニューを参照。

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  ナビ裏で割り込ませる接続用ハーネスだけあれば、別メーカーの車にもDSPを移設できます。

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  そうなんだ。

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  逆に移設先がトヨタ車で、ディーラーオプションナビ（10ピン・6ピン仕様）に取り付けるなら「DSP-CT1」を使います。



詳細はAmazonのDSP-CT1 トヨタDOP(10ピン/6ピン)装着車接続用ハーネス参照。

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  移設先のトヨタ車がディスプレイオーディオだとすれば、「DSP-CT3」を使います。



詳細はAmazonのDSP-CT3 トヨタ純正ディスプレイオーディオ装着車接続用ハーネス参照。

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  ようするに購入した「TOON X」DSPが、どの車種用だったとしても、カプラーオンで引っ越し可能になる。

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  そういうことです。「TOON X」DSPはもともとカプラーオン取り付けできるのがウリなので、移設もカプラーオンで可能にしました。

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  調整済みのサウンドファイルも車種別にダウンロードできる仕組みになっているから……

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  流用はいかようにも可能ということです。

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  今後他メーカーの「TOON X」DSPが登場すれば、移設用ハーネスのラインナップも増えていく、ということでしょうか？

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  そうなりますね。

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  それからもうひとつ「DSP-CE1」を追加発売しました。



詳細はAmazonのDSP-CE1 延長ケーブル参照。

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  これはTOON X DSP専用の1メートルの延長ケーブルでございます。「E」はエクステンションという意味ですね。

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  どういう場面で使うの？

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  DSPをナビ裏から離れた場所に設置したいけれど、標準ケーブルの長さだけでは足りないときに使います。

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  フムフム。

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  DSP本体に標準で付属するケーブルも2メートルあるので、グローブボックス裏あたりまでなら余裕で届きます。



DSPの配線をナビ裏からグローブボックス裏に通したところ。ここでは助手席足元まで、配線を送ろうとしている。

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  しかし助手席シート下にDSPを設置したい場合などは、車種によってはけっこうギリギリになると思います。


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  ふむ。

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  あるいは「なんとか届く」ギリギリ具合だと、取り回し（配線のコース）が選べなかったりします。

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  あー。最短距離を行かないといけなくなったり。

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  そうです。一例を挙げるとノア・ヴォクシーで、ディスプレイオーディオ裏から助手席側キックパネル裏〜ステップ裏を通して、助手席シートまで取り回そうとすると、足りません。

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  それってちょっと大回りコースになるもんなァ。

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  そうなんです。助手席足元のフロアをめくって、フロア下を通すコースなら届きましたけど。

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  それなら標準ケーブルを3メートルにしておいてくれれば良かったのに……

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  …と思うかもしれませんが、最初から長いケーブルだと、グローブボックス裏に設置するような場合にジャマになりますからね。

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  それはそうだ。

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  特に頻繁に触って調整したい人だと、運転席から届く範囲にDSPを設置するはずなので。

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  PCとUSBケーブルでつながないといけないからね。



DSPの音の調整はPC上のソフトウェアで行うので、USBケーブルでDSP本体とつなぐ。

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  というわけで付属ケーブルは2メートルに設定したんですよ。

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  なるほど。もっと長くしたい・遠くに設置したい人は、継ぎ足しが可能なんだ。

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  はい。最初から出す予定だったオプション品です。

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  ちなみにこの延長ケーブルを2基がけして、さらに延長する、というのはやってもいいのでしょうか？

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  可能です。ただし音質面から言えば、延長すればするほどノイズがのりやすくなったりするので、短いに越したことはないです。

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  あ、そうか。オーディオのケーブルだもんね。

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  特にカプラーオン用のハーネスは、スピーカー線と電源ラインがいっしょに走っているのでなおさらかと。

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  では延長ケーブルをどんどん継ぎ足して、ラゲッジルームにDSPを設置しよう、とかっていうのは考えないほうがいいのか。

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  うーん、まあ、物理的には可能なのでダメとは言いませんが、私の感覚では、この手の延長ケーブルは使っても1～2個までかなぁという感じです。

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  DSPの設置場所を考える上で、頭に入れておきましょう。