プロセッサー（DSP）特集

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プロセッサー（DSP）を取り付ける方法②╱設置場所はどこがいいのか？

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車にプロセッサー（DSP）を取り付ける方法の第2回め。今回はまず「DSPの設置場所をどこにするか」の考察。取り付けの前に取り外しておくパーツ類や、配線の通しやすさ等を考えると……

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  「カプラーオンで簡単にプロセッサー（DSP）を取り付ける方法」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回はディスプレイオーディオを取り外しました。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員



ディスプレイオーディオを取り外した状態。

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  このあと、どこまで内装をバラす必要があるかは、プロセッサー（DSP）の設置場所によって変わってきます。

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  プロセッサー（DSP）の設置場所は車内のどこがいいのでしょう？

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  設置できるスペースが空いているなら、助手席シート下が狙い目だと思います。

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  単に「シート下」っていうことだけではなくて、助手席側がいいんだ？

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  その理由は、配線作業がラクだからです。

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  運転席側と助手席側で、配線作業の難易度が変わるの？

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  ぜんぜん違いますよ。例えば助手席側にはグローブボックスもありますよね。

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  ふむ。

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  グローブボックスを外すだけでダッシュボード裏に配線を通せるので、パーツを外す点数が少なくて済みます。これは大きなメリットです。

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  ほほう。

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  仮に運転席シート下にプロセッサー（DSP）を設置した場合は、配線は運転席側を通すことになります。

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  となると……

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  運転席側のパネルを全体的にバラさないといけなくなるし、車によっては足元にエアバッグが入っていたりもするので、作業の手間が増えます。

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  そっか。ステアリング自体も、障害物になりそうだ。

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  それもあります。比較すると助手席側のほうがシンプルで、配線の取り回し作業がやりやすいのです。

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  言われてみればそうですねぇ。

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  そういうわけで、助手席シート下に設置場所として使えるスペースがあるなら、そこがオススメなのです。

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  納得です♪

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  ただ、助手席シート下にはすでに何かが設置してあって置くスペースがないから、運転席シート下に設置するケースもあります。

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  その場合は選べないんだから仕方ない。

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  すでに助手席側シート下にはアンプやサブウーファーなどを設置している人も、運転席シート下を使うことになるでしょうね。

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  助手席シート下スペースは、オーディオ機材で取り合いになるわけですね。

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  今回は助手席下にDSPを設置できるので、助手席側をバラして配線の下準備をしておきます。

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  まずはグローブボックスを取り外します。

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  今回は10系シエンタがモデルですが、これはどの車種でもだいたい似たような外し方ですね。

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  グローブボックスを外すために、先にダンパーを外しましょう。


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  次にグローブボックス両脇を押しこんでたわませながら、引き下げます。


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  このとき押し込んでいるのは、「PUSH（プッシュ）」と書いてあるポイントです。


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  あとは下側の奥が噛んでいるだけなので引いて外せます。


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  グローブボックスが取り外しできました。

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  その下のアンダーカバーも外しておきます。10系シエンタはツメで噛んでいるだけですね。


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  それからステップも配線の通り道になるので、外しておきましょう。

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  これは手で上方向に引っ張って外すだけですね。


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  ステップを外したら、助手席側キックパネルも外します。手回しネジが1本あります。


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  ネジを1本取ったら、あとは手前方向に引っ張って外すだけです。


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  助手席シート下をプロセッサー（DSP）の設置場所にするなら、ここまで内装をバラしておいてから、配線作業を始めると効率がいいですよ。