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純正セキュリティを強化するマーベラス100の取り付け方法

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純正セキュリティ付き車用のセキュリティキット〈マーベラス100〉は、一般的なセキュリティと比較すると取り付けがカンタン。どんな点で作業がラクになるのか、DIYで付ける人向けにわかりやすく解説する。

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  「純正セキュリティ車にマーベラス100を足したときの使い方と使い勝手」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は、マーベラス100の取り付け方法を解説します。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  DIYでも取り付けできるのが、セキュリティキット・マーベラスシリーズのウリでしたよね～。

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  中でも〈マーベラス100〉はカンタンです。「取り付けがカンタンなセキュリティ」というのが、もうひとつのコンセプトと言えます。

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  それは朗報。これまでのセキュリティとは、何が違うのでしょうか。

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  マーベラス100は純正セキュリティが付いている車用なので、サイレンを取り付ける手間がありません。

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  一般的なカーセキュリティ取り付けだと、ボンネット内にサイレンを付けますね（↓）


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  そしてその配線を室内に引き込むのが大変でした。

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  マーベラス100はサイレンも付けずにどうやって音を出すの？

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  純正セキュリティ付き車にはセキュリティホーンが付いているので、それを活用します。

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  では、純正セキュリティと同じ音色の警報が鳴るんですね。それも純正っぽくていい。

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  それから、ドア開放検知機能は、やはり純正セキュリティで付いているので後付けする必要がありません。

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  いままでのセキュリティだと、各ドアのカーテシ線を集めてくるという手間がありました。

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  バックドア含めて5本ありましたから、取り回しの面ではこれも大変な作業でした。

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  ここをショートカットできるのは大きい。5本も減るんだから！

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  ある意味で、作業的に一番大変だったところを純正状態でやってくれているので、今までのセキュリティよりかなりラクに取り付けできるのです。

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  では、マーベラス100ではどんな配線作業をすればよいのでしょうか？

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  まずはロック線とアンロック線が必要です。ロック、アンロックを検知するためですね。

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  ロック線・アンロック線の探し方は、下記記事（↓）で初心者向きに解説済みです。



✔「ドアロックモーター配線（ドアロック線＆アンロック線）の探し方」参照。

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  それからアンサーバックの信号を検知するために、ウインカーバルブ線（左右どちらか）につなぐ必要があります。

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  アンサーバックの検知ってなんのためですか？

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  車のロック、アンロックが手で行われたのか、キーレスリモコンで行われたのかの判別のために、アンサーバック信号を取るんですよ。

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  ああ、そういうこと。

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  ウインカーバルブ線を車内で取る場合、汎用的なやり方はメーター裏などが狙い目です。これはキーレスを後付けするときなどと同じです。



✔ キーレス特集で詳しく解説。「キーレス取り付け方法／ウインカー線の取り方」参照。

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  ACC電源も必要です。エンジンがかかっているか、オフなのかの検知目的です。

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  通常だとACC電源はヒューズなどから取るのがオススメと案内しておりますが……

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  それでもいいですが、ロック線・アンロック線を取るためにキックパネル裏にアクセスすると思うので、そこからACC電源を取ってもいいと思います。

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  フムフム。

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  メインの電源としては常時電源とアースにつなぎます。

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  そういえば常時電源も「キックパネル裏も狙い目」と教わりましたよ。



✔「常時電源の取り出し場所として、キックパネル裏は狙い目」参照。

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  ということは、けっこう同じ場所からまとめて取れるのでは!?

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  そうですね。最近の車について補足すると、先ほど「メーター裏から…」と案内したウインカーバルブ線も、キックパネル裏で取れることが多いです。

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  そうなのか。

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  ウインカーミラーが付いている今どきの車であれば、キックパネル裏を通ってドアミラー側へ渡っていますので。

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  もしかして、もしかすると、キックパネル裏で全部配線できたりして？

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  残念ながら、唯一、純正セキュリティホーン線は別の場所から取ることになると思います。