LEDダウンライト×バックドア

---

LEDダウンライトをバックドアに取り付ける方法②╱電源取り出し編

• 1
• 2
• 3

LEDダウンライトをバックドアに付けて、ラゲッジ照明にする方法の最終工程。電源はルームランプ線から取り出す。LEDダウンライトは埋め込まず、より簡単＆手軽に固定するのが今回のポイントだ。

• 

  「LEDダウンライトをバックドアに取り付ける方法①╱配線引き込み編」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

• 

  前回で、LEDダウンライトの配線を、バックドア側から車内側まで引き込むところまで来ました。

  ●アドバイザー：エルパラ・平川研究員

• 

  あとは、この配線をルームランプのところまで持っていけば……

• 

  いや。それよりも、ルームランプ側から後ろに向かって、DCプラグケーブルを通してしまい、後ろ側でLEDダウンライトの配線と接続するほうが作業性がいいですよ。

次はDCプラグケーブルを通す



電源取り出しに使う、赤黒DCプラグケーブル（1m）

• 

  おお、ナルホド。これでLEDダウンライトの線を迎えにいけばいいのか。

• 

  ルームランプ線からの電源取り出し作業は後回しにして、先に配線を通します。

• 

  ここでも配線通しを使って、ルームランプユニットを外した裏から、天井裏を通していきます。


• 

  DCプラグ側が天井内張りの後端から出てきました～。


• 

  ルームランプ側には、切りっぱなしの配線コード側を残します。


• 

  これをあらかじめ調べておいたルームランプのプラス線とマイナスコントロール線につなげばいいんだ。

• 

  今回のハイゼットでは赤線がプラス・赤黄線がルームランプのオンオフに連動するマイナスでしたから、DCプラグケーブルの赤を、ルームランプ線の赤につなぎます。



ここではエレクトロタップを使って結線している。初心者の人は「エレクトロタップの正しい使い方」参照。

• 

  そしてDCプラグケーブルの黒を、ルームランプ線の赤黄色につなぐ（↓）


• 

  次に天井裏を通して後ろに出しておいたDCプラグケーブルを、電源分岐ターミナルのDCジャックにつないで……


• 

  車内に引き込んだLEDダウンライトの配線も、電源分岐ターミナルにつなぎます。

安全性を考えると電源を取り出したDCプラグケーブルの配線に、ヒューズをかませておくのがベター。

---

✔ やり方は 「ヒューズをかませるって、なんのこと？」などを参照。

• 

  これで配線を全部つないだ状態になったので、LEDダウンライトの点灯確認をしておきましょう。


• 

  コネクター類の抜け防止に、接続部分はビニールテープを巻いて固定します。



• 

  天井内張りの中に隠してしまうので、異音の原因にならないようウレタンシートなどを巻くといいですよ。

• 

  隙間に分岐ターミナルを隠して、天井内張りを戻します。


• 

  あとはLEDダウンライトの固定ですね。

• 

  LEDダウンライトの配線は、バックドアの鉄板内に収めつつ……（↓）


• 

  バックドアの内張りを戻します。


• 

  今回は両面テープ付きの面ファスナーと、マグネットシートをLEDダウンライトの背面に貼りました。


• 

  マグネットシートを使う場合は、ネオジムなどの強力タイプのほうが安心できると思います。

• 

  今回のハイゼットはバックドアに鉄板部分があるから磁石でくっつけることもできるし……


• 

  内張りの生地部分に付けるなら、面ファスナーでも固定できます。


• 

  ただし、1点補足しておくと面ファスナーで固定すると、剥がすときに内張りの繊維が少し毛羽立ってしまうというデメリットはあります。

• 

  そういう意味では、マグネットシートや両面テープのほうが良さそう……ということで！

バックドアランプが完成!!


• 

  これは明るい。

• 

  荷下ろしがやりやすくなるだけでなく、ちょっとした作業灯としても便利だと思います。