カーナビ＋バックカメラのDIY取り付け方法⑤

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バックカメラの配線方法（バックドアから蛇腹ホースまでの通し方）

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カーナビ＆バックカメラの取り付けをプロに教わる連載・バックカメラの配線方法編。今回はバックドアから蛇腹ホースに配線を通す。ここで、バックカメラ本体の故障など「もしもの時の整備性」も考慮しておくのがポイントだ。

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  「バックカメラ取り付け方法（固定のやり方）」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  さて、バックカメラの配線が、バックドアの裏側まで通りました。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  あとはこれを延長していけばいい。

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  そうなんですが、ひとまずバックカメラ側の配線はおいておきます。

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  おや？ 次はこの配線をバックドア裏から室内側に引き込むのではないの？

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  いや。バックドア側から室内側に引き込む配線は、延長ケーブルにしたほうがいいです。

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  これはバックカメラ付属品の延長ケーブル。


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  バックカメラの配線を、フロントのカーナビ裏まで延長するためのケーブルになります。

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  これをバックドア側から室内側へ通す……と？

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  そういうことですね。

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  バックカメラにつながる配線もそれなりに長さがあるから、このまま室内まで届きそうですけど…？

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  そうなんですが、そうなると、延長コードと接続するのが室内側になりますよね。

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  それが何か…？

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  それだと、もしバックカメラ本体になにか故障などがあったときに、交換するのが大変なんです。

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  む…。

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  なぜかというと、配線の取り回しで一番手間なのは、バックドア側から室内側に通す場面ですから。

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  バックドア〜室内の配線が、通し直しになるのは避けたいです！

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  そこで、室内側に通すのは延長コードにしておき、バックドア裏で延長コードとつないでおくと、バックカメラ単体の脱着がやりやすくなるのです。

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  しかし、それで配線がフロントのカーナビまで届くかな？

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  もちろんその点を確認しておくことは大前提ですが、今回は延長コードだけでもバックドアからナビまで届く長さが十分あります。

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  なるほどね。整備性も考えて、配線の取り回しを考えるのか～。

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  配線を引き込むのには、配線ガイドを使います。この場面ではクネクネ曲がるタイプの配線ガイドがオススメ。

コレがあると便利！



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  これをまず、バックドアのサービスホール（穴）から入れて、蛇腹ホースのところまで通します。

バックドア側サービスホール



蛇腹ホースを外した穴


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  配線ガイドの先が、蛇腹ホースを外した穴から出てきました。ホースは先に抜いてあります。

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  ここでバックカメラ延長コードの「カメラと接続する側とは反対側の中継コネクター側」を、配線ガイドにくくりつけましょう。



外れないようにビニールテープでくくりつけている。

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  これ、向きを間違えると大惨事ですからね……。

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  蛇腹ホースを外した穴まで配線を通し、さらにそのまま蛇腹ホース内を通していきます。


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  ただ、蛇腹内部には純正配線も集中して通っています。配線のコネクターが引っかかって通しにくいときは、シリコンスプレーなどを吹くと通しやすくなります。


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  いずれにしても、純正配線が密集している場所なので、無理に引っ張るのは止めましょう。

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  配線が、蛇腹の下（室内側への入り口）まで通りました。


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  ここまで通してから、バックカメラ側の線と延長コードを接続します。


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  カメラの線と延長コードを接続したコネクタ部分は、奥にしまいこむのではなくて、すぐに触れる位置しておくほうがいいです。

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  そこも整備性を考えて、ってことね。

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  バックドア内のどこかで純正配線などにくくりつけて固定しておきましょう。



タイラップなどで固定。

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  それからバックカメラまでつながる配線も、タイラップなどで純正配線にくくりつけておきます。


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  これでバックドア側の配線は処理できた。

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  ここからは室内側での配線取り回しです。