LEDフットランプ自作

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LEDフットランプをドア連動＋スイッチ制御（強制オン・オフ）できるようにするには？

LEDフットランプをドア連動で光らせたい。さらにスイッチを付けて自由にオンオフできるようにしたいが、どうやればいいの？ という質問に回答。やり方は2通りあって……

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  DIYラボ動画部（YouTubeチャンネル）の視聴者の方から頂いた、LEDフットランプの連動方法についての質問に答えていきたいと思います。

  ●DIYラボ 本館：イルミちゃん

Q

ドア連動とスイッチのオン・オフは、リレーを使って組み合わせられますか？

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  これはつまり、普段はドア連動（あるいはルームランプ連動）でLEDフットランプを運用しつつ……


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  この制御とは別に、手動スイッチも付けて、強制的にオンにしたりオフしたりできるようにする、ということです。

目指す LEDフットランプ	普段はドア連動（ルームランプ連動）
	ドアが開いていてもスイッチで強制オフ
	ドアが閉まっていてもスイッチで強制オン

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  これは2つ方法が考えられますね。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  ほほう。

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  シンプルな回路で、使い勝手も良い方法でいうと、3接点（オン-オフ-オン）のスイッチを使う方法があります。

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  普通のオンオフスイッチではなく「電装品A・電装品B・オフ」を切り替えるようなスイッチですね。

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  オン-オフ-オンスイッチがあれば、リレーを使う必要もなく、このような回路で実現できます。


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  LEDフットランプのマイナス線にスイッチを入れて、3つのコースに切り替えるんだ。

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  ひとつはドアカーテシ線（あるいはルームランプのドア連動マイナス線）につなぎ、ひとつは常時アースにつなぎ、残るひとつは何もつながない……という具合です。

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  それぞれ「ドア連動モード」「強制オンモード」「強制オフモード」となるわけか。

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  これが一番カンタンなやり方だとは思います。

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  しかし特殊なスイッチを使う必要があるので、スイッチの選択肢は限られますね。

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  それではもうひとつの方法を紹介しましょう。

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  普通のオンオフスイッチでやりたいとすれば、5極リレー（1c接点リレー）と2つのスイッチを組み合わせれば可能です。

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  ホー。スイッチを2つ使うんだ？

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  どんな状況からでも「強制オンにできるスイッチ」と「強制オフにできるスイッチ」が必要ですね。回路図でいうとこのようになります。


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  普段、ドア連動（ルームランプ連動）で使っている間は、「オンにするスイッチ」はオフにしておき、「オフにするスイッチ」はオンの状態にしておきます。

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  えーっと、つまり普段の状態はこうしておくんですね。

ドア連動モード


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  上の状態だと、普通にドア連動（ルームランプ連動）モードのLEDフットランプとなります。

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  ふむ。

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  この状態から「オンにするスイッチ」をオンにすると、リレーのコイルに電気が流れて接点が切り替わります。

強制オンモード


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  LEDのマイナス線が、常時アースにつながるから、強制的にオンになる。

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  反対に「オンにするスイッチ」はオフの状態で、「オフにするスイッチ」もオフにすると、こんな状態になります。

強制オフモード


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  LEDがどちらのアースにも落ちない状態になる。

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  ドアの状態にかかわらず、LEDは光りませんので、強制オフとなります。

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  なるほど、なるほど。

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  ただし、この方法はスイッチを2個使うややこしさはあります。

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  確かに。ちょっとややこしい。

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  仮に「強制オンスイッチ」だけでよければ、もっとシンプルにはできますけどね。

ドア連動＋強制オンスイッチ


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  ドアが閉まっていても、スイッチで強制オンにはできるLEDフットランプだ。

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  あるいは反対に「強制オフスイッチ」だけでよいとすればリレーも不要です。

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  その場合は、LEDのマイナス線（あるいはプラス線）にスイッチをかませればいいだけだから。

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  そういうことですね。

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  強制オン、あるいは強制オフのどちらかだけでいいなら、話はシンプルになりますね。

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  ということで、実現方法はいくつかありますが、それぞれ一長一短ある話です。