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基礎知識まとめ

電源取り出し方法

ドア連動線(ドアカーテシ線)の取り方

ドアカーテシ線(ドア連動線)の取り出し作業シーン

LEDなどの電装品を「ドア開閉連動」にしたいときに必要になるのがドア連動線(ドアカーテシ線)。「ルームランプ連動」だと全ドアに反応してしまうが、ドア連動線を利用すれば、「各ドア連動」にすることも可能だ。
 ここでは取り方を解説するが、もっとカーテシ線の基本から知りたい人は、「カーテシ線とは? どこから取るのが正解か?」から読むのがオススメ。

取り方

ドア連動線はドアスイッチ裏で取ります

ジュニア

アドバイザー:エーモン・ジュニア研究員

ドアスイッチを確認

ジュニアドアの開閉を検知するために、ドアを閉めたときに押されるスイッチが純正で付いているので、まずはその位置を確認しましょう。普通はBピラーのところです。

ドアスイッチ

Bピラーの内張りを外す準備

ジュニア外したいのはBピラーの内張りなんですが、前後のステップパネルがBピラー根元に上からかぶさっている場合は、まずステップを先に外します。

ドアステップ取り外し 工程-01

ジュニア後席側のステップも外します。ステップはピンのハメコミ固定なので、手で引っ張ることで外せます。

ドアステップ取り外し 工程-02

Bピラーの内張りを外す

ジュニアBピラーの内張りは完全に外れなくても大丈夫です。下部のパネルだけ浮かせることができれば、ドアスイッチ裏にはアクセスできることが多いと思います。

Bピラーの内張りパネル取り外し

スイッチ裏の純正配線を探す

ジュニア純正のドアスイッチ裏に、こんな感じで純正配線があると思います。これはドアを開けたときだけアースに落ちる仕組みになっている線です。

ドアスイッチ裏につながるドアカーテシ線

配線コードを露出させる

ジュニアドアスイッチ裏にカプラーでつながっている場合はまずカプラーを抜きます。配線を分岐させたいのですが、保護のビニールがジャマなので…

ドアカーテシ線のカプラーを抜く

ジュニアハサミなどを使って純正のビニールに少しだけ切れ込みを入れます。中の配線コードが見えるようにしましょう。

ドアカーテシ線を覆っているビニールをハサミで切れ込む

配線を分岐させる

純正のドア連動線を、配線コネクターのミゾ(貫通している側)にかませます

ジュニア
ドアカーテシ線(ドア連動線)に、LEDのマイナス線をつなぐシーン

ジュニアあとはプライヤーでフタを閉じるだけ。配線コネクターのもう一方のミゾ(ストッパーがある側)にはあらかじめ分岐用の配線コード(0.2スケア)を付けておきます。

エレクトロタップを使ったドアカーテシ信号の取り出しができたところ
ジュニア

ドア連動線はほとんど場合、マイナス線です。LEDをドア連動にする場合は、この連動線をLEDのマイナスとつなぎます

ジュニア

純正配線を分岐させて電源を取り出すときは「配線コネクター」というアイテムを使いますが、線の太さによって種類が異なる点に注意しましょう。

エーモンの白いエレクトロタップ(細線用)

エーモンの配線コネクターは「白」が細線用。ドア連動線が細線だったら白を使う。この場合、取り出し用の配線コードも細線である必要があるため、0.2スケアを使う。

一部の車種を除けばドア連動線はマイナスなので、電源としては使えません。この点は注意ですね

イルミ

エレクトロタップを使うときは接触不良に注意。この問題については、DIYラボ〈動画部〉YouTubeでも解説しているので、ぜひ見てね。

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