ディスプレイオーディオ関連

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ディスプレイオーディオに純正CD/DVDデッキを後付けする方法（配線作業編）

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純正CD/DVDデッキのオプションがないディスプレイオーディオ車に、専用アダプターを使って純正CD/DVDデッキを付ける方法・配線作業編。ディスプレイオーディオを外す心理的敷居はそこそこ高いものの、カプラーオンで接続できるので配線はカンタン。

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  「ディスプレイオーディオに純正CD/DVDデッキを後付けする方法」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は配線作業ですが、AOX-T2はディスプレイオーディオ裏の配線にカプラーオンで割り込ませるものです。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  では、ディスプレイオーディオを取り外す必要がありますね。

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  ディスプレイオーディオの外し方は、車種によってバラバラですが、ここではRAV4を例に説明します。


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  ディスプレイオーディオ脱着時に内装を傷付けないように、最初に養生をしておきましょう。


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  RAV4の場合は、先にディスプレイオーディオ後ろ側のダッシュボード上のパネルを取り外します。



内張りはがしでこじる前に、ダッシュボード側も養生しておく。

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  内張りはがしできっかけを作り、あとはできるだけ手で外します。


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  このパネルを取ると、上から下向きにボルトが左右に2本ずつ、合計4本あるのが見えます。


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  RAV4の場合は、それがディスプレイオーディオを固定しているネジなんですね。

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  ボルトが4本取れたら、ディスプレイオーディオを手前方向に引いて外します。


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  無事にディスプレイオーディオ本体が外れました～。

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  ここから先は純正CD/DVDデッキの取り付け位置によって作業内容が変わってきますが……

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  今回は助手席シート下に、純正CD/DVDデッキを固定しました（↓）



設置については前ページ参照。

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  この場合はディスプレイオーディオ裏から、グローブボックス裏を通って、助手席足元まで配線を取り回すことになります。

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  フムフム。

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  ですので、先にグローブボックスも取り外しておきます。



グローブボックス端のダンパーをスライドさせて外す。



グローブボックス左右を、センター方向に押し込みながら、引っ張る。



全体を下に下げて外す。

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  これで配線を通す準備ができました。

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  AOX-T2には、下の3つのハーネス（配線）がありますが、ひとつはメインの「車両接続用ハーネス」で、残りの2本は「延長用ハーネス」です。



ビートソニック AOX-T2

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  コネクターにAとかBと書いてあるハーネスが、ディスプレイオーディオ裏に割り込ませる「車両接続用ハーネス」です。

車両接続用ハーネス


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  まずは車両接続用ハーネスの、DVDデッキ側とつながるコネクター（2つ）を、ディスプレイオーディオ裏からグローブボックス裏へと通します。

ナビ裏から入れて



グローブボックス裏で受け取る


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  助手席側に出ました。

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  車両接続用ハーネスだけだと、純正CD/DVDデッキ接続用の配線がこのあたりまでしか届きませんので、ここで延長用ハーネスをつなぎます。


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  そうすると、助手席シート下に設置した純正CD/DVDデッキまで配線が届きます。



延長が必要ない設置場所が確保できるなら、延長用ハーネスは使わなくてもよい。

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  延長用ハーネスは、助手席のフロアマットの下を通して、助手席シート下まで取り回します。


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  ここまでで、先に純正CD/DVDデッキに配線をつなげました。

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  あとは、ディスプレイオーディオ裏での割り込み配線になります。

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  ディスプレイオーディオを背面方向から見ると、下のように3つのコネクターがあります。便宜上、左から順にA・B・Cと名付けています。


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  今回のAOX-T2の取り付けでは、純正配線のAとBそれぞれに、ハーネスを割り込ませる格好です。

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  それで、車両接続用ハーネスのコネクターにも、AとかBと書いてあったのか。

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  作業のしやすい順番としてはまず、車両側に残ったコネクターにつなぎます。


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  なお、Aは28ピンコネクター、Bは30ピンコネクターとなっています。


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  AとBのコネクターに、AOX-T2のハーネスが割り込みました（↓）


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  あとは全てのコネクターをディスプレイオーディオにつなぎ直すだけです。


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  割り込ませるのがAとBのコネクター2つだけなら、もしかして他のコネクターは抜かなくてもいけるのかな？

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  う～ん、作業性を考えると、いったんはディスプレイオーディオにつながる他コネクターも抜いたほうがいいと思います。

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  そうか。無理してどこかにぶつけたりすると大変ですからね。

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  そういうことです。それから今回のRAV4では、A・B・Cのコネクターがそれぞれ白・白・黒……となっていましたが、この色は車種によって変わる可能性があるので注意です。

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  色はさておき、背面方向から見て左からA・B・Cと覚えておきましょう。

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  追加した純正CD/DVDデッキは、ディスプレイオーディオで操作できます。


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  この先の操作は、純正DVDオプションを付けたディスプレイオーディオ車両と同じということです。