リレーアタック対策講習⑨

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リレーアタックを防ぐ「スマートガード」取り付け方法③╱アンテナやサイレンの設置

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リレーアタックを防ぐ「スマートガード」の付け方の最終工程・アンテナとサイレンの設置。特にアンテナ取り付けは「位置と向き」で感度が決まる。最大効果を得るために、ポイントを押さえよう。

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  「リレーアタックを自動で防ぐ〈スマートガード〉取り付け方法②╱電源や信号を取る」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は、スマートガードの受信機（本体ユニット）を取り付けました。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  思ったよりはカンタンでした。

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  あとは、アンテナとサイレンの取り付けですね。

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  アンテナは、車内の四隅に付けるんでしたね〜。

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  ハイ。
  そしてアンテナを取り付けるときは、向きに注意します。

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  向きって？

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  アンテナの本体部分は、棒状の細長い形をしています。


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  この「棒」に対して平行な方向には感度が強く、垂直方向には感度が弱いです。

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  ……と言うことは、どういう向きで付けたらいいの？

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  車のフロントドアに対しては、横方向から近づくことが多いと思うので、フロントは車体に対して横向きにアンテナを設置するのがよいです。

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  「横向き」で、どこに付けましょう？

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  接近するリモコンと、早く近くなるポイントがいいので……

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  ふむふむ。
  つまり外側ですね。

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  「見えてもいいから、カンタンに取り付けできる場所がいい」なら、ダッシュボード上の隅などに設置するとか。


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  これなら横向きになりますから、横方向から来る運転者（リモコン）に対して感度も良くなります。

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  なるほどね。

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  背が低い車種であれば、フロントガラス上端の端あたりもいいと思います。


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  アンテナが見えるのはイヤだな、という人は？

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  天井内張りの裏の隙間に、隠して付ける手もあります。

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  その手がいいかも。

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  ただ、今回取り付けしているヴェルファイア（アルファード）のような車だと、フロントガラス上端は、リモコンに対して縦方向への距離が大きくなってしまいます。

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  リモコンはポケットの中に入っていることが多いとすると……腰の高さくらいですね。

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  その高さに近いほうが、感度的には有利、ということです。

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  とするとルーフの低い、クーペやセダンのような車であれば、天井裏が狙い目と言えるんだ。

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  そういうことですね。あとはリアです。

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  リアに取り付けるアンテナは、どうしましょう？

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  リアは、バックドアに対して後ろから近づくことが多いと思うので、車体と水平の向きでアンテナを設置するのがよいと思います。

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  フロントとは、向きを変えるんですね。

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  このあたりは絶対的なルールではなく、自分が車に近づくときの方向をイメージしながら付けるといいですよ。

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  なるほど。

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  場所的にはラゲッジの端、カーペットの下に隠して付ければ、その後の配線を隠しやすいメリットもあります。


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  リアのアンテナの配線は、フロア下やステップ裏を通しながら、フロント（受信機）へと取り回します。

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  そのへんが、スマートガード取り付けで一番手間のかかる作業でしょうね。

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  あとはエンジンルームにサイレンを設置します。


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  サイレンの設置方法については、セキュリティ取り付け編で詳しくやりましたね〜。

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  そうですね。スマートガードもセキュリティの一種なので、それとまったく同じです。



✔「カーセキュリティ用サイレンやセンサーの取り付け方法」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  ちなみに上記のセキュリティ取り付け講習で、センサー類の取り付け方法も解説しましたが、スマートガードもオプションでセンサー類を増設することはできます。

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  その場合も、セキュリティ取り付け方法と同じことなんだ。

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  余力がある人は、自分に必要と思われるセンサーを付けておくのもいいと思います。

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  「自分に必要なセンサー」って何？……と興味を持った人は、「車のセキュリティで使うセンサーの種類と、その目的（泥棒別に対策）」が役立ちますよ。