フォグランプのQ＆A

最近のトヨタ車の純正LEDフォグランプを明るくする方法はないの？

純正LEDフォグランプが小さくて暗い。これは以前からよく聞く不満点だが、現行世代では一段と小さくなり、フォグはイルミネーション化する傾向にある。しかし、フォグランプとしての実用的な明るさを求めるユーザは少なくない。明るくする方法はあるのか？

トヨタ純正フォグランプは世代が進むほど小型化の流れ

■ 質問

現行モデルのハリアーやヤリス・クラウン・プリウスなどに装着されているフォグランプは従来のものよりも小型に、そして低消費電力に作られています。50プリウス後期でフォグを点灯してみましたが、暗い印象を受けました。

汎用品サイズである従来のフォグであれば、DIY Laboですでに紹介されている通り30プリウスの灯体を流用して、IPFさんのLEDバルブを装着して明るくする手法（※）がありましたが、最近のフォグは従来のものと形状が異なるため、これまでの手法が通用しません。

最近のフォグを明るくしたい場合はどのようにすれば良いのでしょうか？何か解決策や対策などはありますか？

質問者╱アスパラさん

そうなんですよね。現行世代のトヨタ車のフォグランプは、さらに小型化が進みました。
僕が知っている範囲でいうと、50プリウス後期あたりからLEDフォグランプの世代が切り替わって、カローラツーリングや80ハリアーにも同じタイプが採用されています。

●アドバイザー：球屋森田研究員

ひとつ前の世代にあたる純正LEDフォグランプ。写真はC-HR純正

写真はレクサスUXのリアウインカー部分

これなら仮にLEDが切れても、テール丸ごと交換なんて話にならなくで済む。
そうですね。だから、アフターパーツメーカーが作ろうと思えば、交換球を作れるわけです。
ナルホド。
現行世代のLEDフォグランプは、このタイプが採用されています。しかもフォグランプのレンズ自体に造形が施されていて、LEDを中央付近に配置できれば、ある程度のカットラインを作ってくれるようです。

DIY Laboアドバイザー：森田広樹
LED加工専門店・球屋代表。アクリルづかいを筆頭に、最先端のライト加工技の探求者。実際にお客さんの10台中9台はアクリル加工をする、というほどのエキスパートだ。派手さよりも「完成度と質感」を重視。デザイン性の高さでも全国屈指。