シガーソケットを増やしたい！

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シガーソケットを「裏」に増設する方法

シガーソケット（アクセサリーソケット）の増設方法。ここではドラレコやレーダー探知機等つなぎっぱなしで使う用に、目に付かない裏側に増設するやり方を解説。なお抜き差しするのが前提の表側に増設するパターン（※）も、別記事で紹介している。

※「シガーソケットを取り付け（増設）する方法」参照。

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  シガーソケット増設方法の第3弾。「裏取りバージョン」を解説したいと思います。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員

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  どんなウラ技を教えてくれるんでしょう♫

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ウラ技というか、「電装品の電源を裏で取る」んですよ。いわゆる裏取りです。

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  ふむふむ。
  ギョウカイ用語ですね。

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  ドラレコ、レーダー探知機、ポータブルナビ等は、シガーソケットから電源を取るのが普通ですよね。

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  一般的なスマホの充電器もそうですよね。

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  スマホ充電器の場合は、充電中だけだからまだいいんですが、ドラレコやレーダー探知機は、つなぎっぱなしになる電装品ですよね。


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  つなぎっぱなしが前提なら、シガープラグの受け口（電源ソケット）がオモテ側にある必要はない、ですよね。

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  ハイ。
  抜かないならば、表じゃない方がよさそうです。

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  オモテ側にあると、配線（電源コード）も見えてしまいますし。

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  つなぎっぱなし＝見えっぱなし。

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  だから、この手の電装品用の電源ソケットを増設する場合は、前回紹介したようなオモテ側に貼り付けるタイプではなくて……

こういうタイプの電源ソケットよりも…


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  これと同じことをウラ側で行う、下のような電源ソケットのほうが向いています。

このタイプの電源ソケットが向き！



【Amazon.co.jp 限定】エーモン 電源ソケット プラグロックタイプ（1541）

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  ようするに貼り付けるタイプではない、増設用アクセサリーソケットですね。

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  それだけではないんです。電源裏取りを想定して、工夫されています。

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  と言うと？

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  接続部分を裏に隠すデメリットは、車の振動などで抜けたときに気づかず、接触不良の原因になることです。

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  それは、しっかり差しておけばいい話では？

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  そうでもないんです。というのも、電装品側のコードに付いているプラグのサイズは意外とバラバラなので。


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  ええ〜！
  こういうのは、規格で厳密に決まっているものなのでは？

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  もちろん規格上の範囲みたいなのはあるんですけど、現実にはちょっと細いモノも、よく出てきます。

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  むむむ。

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  カンタンに言うと細めのプラグに、太めの電源ソケットを組み合わせたとすれば、抜ける、ということです。

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  う……。
  製品間の相性みたいな話か。

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  そこで、エーモンの「電源ソケット・プラグロックタイプ」は、その名の通り、プラグをロックする機構を付けたんですよ。

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  ロック機構が付いていれば……

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  プラグ側のサイズに少しバラつきがあっても、吸収できますよ。直径19〜20.8Φのプラグサイズに対応します。

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  なるほど〜。
  芸が細かい。

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  「電源ソケット・プラグロックタイプ」の配線コードは、切りっぱなしの状態になっています。

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  どこにつなぎましょう？

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  ここで役に立つのが、以前に解説した、「シガーソケット裏から、分岐でIG電源/ACC電源を取り出す方法」です。


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  この方法を組み合わせれば、純正シガーソケット裏側から取った電源を、「電源ソケット・プラグロックタイプ」を経由して、電装品のシガープラグに供給できます。

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  そうか。今日の話は、シガーソケット裏の電源取り出しの続きだったんですね。

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  そうですね。単純に裏側の配線をエレクトロタップで分岐するだけだと、そのまま電装品（シガープラグ）とはつなげませんよね。

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  裏取り電源中継用のシガーソケットが、「電源ソケット・プラグロックタイプ」なんですね。

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  配線図は、オモテ側に貼り付けタイプのシガーソケットを増設するときと、まったく同じです。

シガーソケット増設用のリアル配線図



写真のシガーソケットは「貼り付けタイプ」だが、これを「プラグロックタイプ」に置き換えて考えても同じ。

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  裏取りだから難しい、ということはないんですね。

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  純正のシガーソケット線から電気を取った直後に、ヒューズをかませておく、というポイントも同じです。



「ヒューズをかませるって、なんのこと？」参照。

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  つまり配線方法は、「シガーソケットを取り付け（増設）する方法」のオモテバーションと同じ。

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  電源ソケット本体をオモテに貼り付けるか、接続部分を裏側に隠しておくかの違いだけですね。

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  シガーソケット周辺をバラす手間も同じだから、難易度も同じ。

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  オモテかウラかは、「アクセサリーソケットの用途」に合わせるのがオススメです。