LED自作コラム

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純正LEDテールランプの球切れ修理は、いくら位の費用がかかるの？

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純正LEDテールランプでも、LEDが切れることはある。LEDテールが球切れしたら修理は可能だが、修理費用はいくらかかるのか。なおテールランプの場合、車種によって修理代がかなり違うのだが、その理由についても解説する。

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  「純正LEDテールランプの球切れ修理事情」の続き。今日はお金の話をしたいと思います。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  なるほど。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員

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  純正LEDテールランプが球切れしている場合の、修理費用はいくら位かかるのでしょうか？

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  そこは車種によっても変わってきますが……

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  まあ、そうなんでしょうけど、目安みたいなものが知りたいなと。

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  例えば前回紹介した、20ヴェルファイアのケースで言うと、イルミスタの場合は片側1万円程度です。

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  では、両側分の修理だったら2万円位～？

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  そうですね。

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  意外と安い気がしますね、あんな加工みたいなことをして修理した割には……

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  というのも、20ヴェルファイアはテールランプの後ろ側のネジを外せば、LEDユニット（基板）が取り出せるようになっているからです。


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  ようするに、テールランプを切って殻割りする必要がないんですよ。

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  ホー。
  そうなのか。

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  LEDテールランプの球切れ修理って、作業的に言うと、通常は殻割りと殻閉じのほうに手間がかかるんです。

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  あー。テールはヘッドライトのように熱分解できなくて、DIYでやるのも難易度が高いですからねぇ。



✔ 具体的なやり方を知りたい人は、「熱では殻割りできないヘッドライト・テールランプの開け方」参照。

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  なので、20系ヴェルファイアは料金的にだいぶ安くできるんです。

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  では、切らないと開かないLEDテールランプの修理代はぜんぜん違うという話に？

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  そうですね。同じく前回例に挙げたレクサスHSのLEDテールランプ修理は、まさにそのパターンです。


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  このレクサスHSは、使っているLEDこそ20系ヴェルファイアと同じですが、手間はぜんぜん違います。

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  その場合の修理費用は？

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  切って殻割りするテールランプの車種は、左右で3万9000円位～ですね。

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  倍ぐらいはかかるってことね。

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  修理費用は「切れているLEDだけを交換する」か、または「全LEDを交換する」のかでも違います。

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  フムフム。

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  切れているLEDだけを交換するほうが、使用するLEDの数も少ないし、切れているのが片側のLEDテールランプだけなら修理も片側で済みます。

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  なるほど。

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  先ほど、20系ヴェルファイアは修理費用は片側で1万円位～と言いましたが、下の例では、LEDを全交換せずに、切れている3つ分を交換しただけなので、修理費用は7000円で済みました。


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  ほう。
  安く済むならそれに越したことはないが……

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  その代わり、部分修理は、色や明るさが部分的に変わる可能性が出てきます。

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  修理したところだけ、違うLEDになりますからねぇ。

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  ただ、今回の20系ヴェルファイアに関して言えば、同じルミレッズの、フラックスタイプのスナップLEDで修理したところ、ほとんど大きな差は出ませんでした。ぱっと見には、分からないと思います。


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  確かに、これなら部分修理で問題ない気がする。

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  しかも、全交換するとなると、今度は左右のテールランプでの光量差も出てくることになります。

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  あ、そっか。
  2～3粒なら全体光量は変わなくても。

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  そうなんです。そういう意味では切れたLEDだけ交換するほうがいい場合もありますね。

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  なるほどね～。

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  もしLEDを全交換するなら、その場合は左右テールランプとも全交換したほうがいいかも知れません。

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  ……仕上がりは一番良いけれど、費用的には一番高くなるパターンね。

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  そうですね。片側と両側では、修理費用も倍変わりますから。

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  LEDテールランプの片側だけ球切れしている車にとっては、悩ましい問題ではあります。