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基礎知識まとめ

電源取り出し方法

ACC電源をヒューズから取り出す方法

ACC電源の取り方

純正ヒューズを抜く

ジュニアACC電源ヒューズが分かったら、ラジオペンチなどを使って純正ヒューズを引っこ抜きます。ヒューズに数字が書いてあるのがアンペア数を示しています。

純正ヒューズを抜いたところ
イルミ

純正ヒューズのタイプを確認してからヒューズ電源を買う、という手順が正解です

同形状・同アンペアのヒューズ電源を用意

ジュニアエーモンのヒューズ電源は「形状別」と「アンペア別」になっていて十数種類あります。どれを選ぶのかは、抜いた純正ヒューズを見て決めます。

エーモンのヒューズ電源

ジュニアヒューズ形状には「低背(ていはい)」「平型」「ミニ平型」などがあります。抜いた純正ヒューズと同じ形状・同じアンペア数のヒューズ電源を用意します。

ヒューズ形状に揃えたヒューズ電源を用意した

電源元がどちら側か調べる

ジュニア純正ヒューズを抜いた場所をよく見ると、2つの電極があります。このうちどちら側に電気が来ているかを検電テスターをあてて調べますが、今回はACC電源なのでACCオンの状態で調査を。

電気の来ている電極がどちら側かを調べている

ジュニア写真の例でいうと右側は反応がなく、左側の端子はテスターが反応しました。つまり電源側(バッテリーとつながっている側)は左側、ということです。

電気が来ていない側の電極は検電テスターが無反応となる

ヒューズ電源をさしこむ

ジュニアヒューズ電源を差し込むのですが、このとき「コードが付いている側」が、前工程で調べた「電源側」になる向きでセットします。

ヒューズ電源の取り付けシーン
イルミ

ヒューズ電源には「向き」があるので注意しましょうね

これでACC電源が取り出せました。ヒューズ電源の先はギボシ端子メスなのでスリーブで覆われており、ACCオンの状態でもし金属に接触したとしてもショートしないようになっています。

ヒューズボックスからACC電源を取り出した状態

✔ ひとくちメモ

ヒューズ電源から電源を取り出す場合に、「何アンペアまで取り出せるのか?」「純正機器に影響は出ないのか?」という点については、関連記事の「車のヒューズから取れる電源容量。限界は何アンペア?」で紹介している。


 なお、ACC電源ヒューズなら何でもよいわけではない。もしも容量オーバーでヒューズを飛ばすようなことになっても、車にとって大事にはならないように、ECU(コンピューター)関連のヒューズなどは避ける。この問題については、「電源を取ってはいけないヒューズと、取ってもいいヒューズの違い」参照。

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