通好みの電装カスタム

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ステアリングスイッチにサンキューハザード機能を後付け（90系ノア・ヴォクシー編）

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ステアリングスイッチでスマートな「サンキュハザード」点滅ができるようになる、便利なキットの取り付け方法（モデル車は90系ノア・ヴォクシー）。ハザードスイッチ信号をメーター裏から取るための、メーターフードカバーの外し方もわかりやすく解説する。

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  「ステアリングスイッチにサンキューホーン機能を後付け」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  続きまして、ステアリングスイッチに「サンキューハザード」の機能を後付けするキットを取り付けますが…

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員



デンクルのステアリングスイッチハザードキット（90系ノア・ヴォクシー用）

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  実はこのキットも、途中までの工程は、前回の「サンキュホーン」キットとまったく同じなのです。

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  ええっと、つまりハンドルコラムカバー内の同じカプラーに割り込んで……ヒューズから電源を取る。

コラムカバー内の接続



ヒューズから電源を取る



※ここまでの作業の流れは前ページ参照。

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  ここまでは全く同じ工程です。

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  だったらカンタンですね～♪
  いっしょに取り付けると効率良い。

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  ただし違うところがひとつだけあります。「サンキュハザード」の場合は、ハザードスイッチの信号を取らないといけません。

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  それはどこから取るの？ ハザードスイッチ裏につながる配線とか…？

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  90系ノア・ヴォクシーの場合はメーター裏で取ります。

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  ムムム……なんだか大変そう。

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  いや、そうでもないです。メーターはカンタンに取り外しできますよ。

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  そうなの？

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  90系ノア・ヴォクシーの場合、ハザードスイッチの裏から取ろうとするほうが大変なんです。だから説明書ではメーター裏から取る方法を案内しているんですよ。

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  なるほどね。
  ではメーターの外し方を勉強しましょう。

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  90系ノア・ヴォクシーを例に、メーターの取り外し方法を教わります。

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  まずメーターフードカバーを外します。これは奥から手前方向に引っ張って外すことになります。


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  ただ、指を引っ掛けられるポイントがないので、最初に内張りはがしを差し込んで、少し浮かせるしかありません。

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  なるほど。

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  そのときに傷をつけないように、内張りはがしを差し込むポイントだけ、養生テープを貼っておきます。


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  養生してから、内張りはがしを当てています。


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  内張りはがしで少し浮かせます。すると手をかける「引っかかり」ができます。


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  そこに奥から手をかけて、手前方向に引っ張ります。


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  お!?
  ガコっと外れた感触が…。

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  しかし後ろ側が外れても、まだ手前側はツメの固定が効いた状態です。

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  まだ取れませんね。

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  次は手前の下側あたりを持って、引っ張ります。


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  メーターフードカバーの内側から、手をかけて引っ張るような感じですね。


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  後ろ→右手前→左手前の順で外していけば、無理な力をかけずメーターフードカバーを取り外せます。


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  取れた～！

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  取れたのはまだカバーだけですが。

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  あ、そっか。

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  メーター本体は4本のネジで固定されています。


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  メーターが取り外しできたら、そのまま上に向けて、ウラ面が見える状態にします。


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  配線は全部抜かなくてもいいのね？

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  そうですね。完全に取り外す必要はなくて、このままメーターを裏返しつつ配線作業が可能です。


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  キットの説明書には、このようにメーターがひっくり返っている向きに合わせて、コネクターもひっくり返った図で、ハザードスイッチ線がどれなのか書いてあります。

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  なるほどね！

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  90系ノア・ヴォクシーの場合は、メーターをひっくり返して立てた状態でみると、左下にくるこのカプラーです。


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  このカプラーから出ている線の中に、ハザードスイッチ線があります。



※正確なピン番号は説明書で要確認。

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  あとはサンキュハザードのキットから出ているムラサキ色の配線を、エレクトロタップで接続するだけです。

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  これでサンキューホーンに続き、サンキューハザードのキットが取り付けできました。

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  次回に取り付ける、最後のキットが一番大変ですけどね。