ソニックスタート特集

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リクエストスイッチ単体を後付けするときのコツと注意点

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リクエストスイッチ・単体の後付けはドアハンドルに穴を開けて埋め込むように取り付けるが、キレイに処理するのはけっこう大変。そこでキーシリンダーを活用するやり方を解説。ゼロからの穴開け加工よりだいぶラクな方法だが、注意点もある。

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  「純正部品の流用でリクエストスイッチが後付けできる車種もある」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は「リクエストスイッチをドアハンドルごと流用移植することができない車種」の話です。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  その場合はドアハンドルに穴を開けて、単体のスイッチを埋め込むしかない……よね？

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  しかしゼロから穴を開けるのは大変です。鉄板に穴を開ける加工は、見た目を整えるのも難しいですし。

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  そりゃそうでしょうけど、他に手もない中では……

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  キーシリンダーを使う手があります。

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  キーシリンダーとは……カギ穴のこと？

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  そうです。このキーシリンダーを取り去って、そこにリクエストスイッチを埋め込む、という手があるんですよ。

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  おお！
  ナルホド。

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  この場合は、コムエンタープライズで用意している後付け用のリクエストスイッチが、だいたいちょうどいい位で、付けられます。



詳細はコムエンタープライズのソニックスタート5参照。

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  ただ、車種によって事情が違うので、多少は加工が必要になったりはします。

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  どんな加工？

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  少し穴を削るといった程度の加工です。

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  それでもゼロから穴を開けるよりはだいぶラクですね。

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  そうなんです。ちなみにコムエンタープライズで取り付けを行う場合は、だいたいその方法をとっています。

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  ふむ。
  これならまだ現実的かも。


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  ただ、この方法を使う場合はひとつ注意点があります。

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  なんでしょうか？

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  どのドアのでもいいので、キーシリンダーを必ず残しておきます。

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  えーっと、つまり全部リクエストスイッチに付け替えるのはやめて、と。

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  全ドアのカギ穴をなくしてしまうと、いざ「リモコンが効かなくなった！」なんていうときに、車に乗れなくなるので。

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  あー、確かに！ 非常時用のカギ穴をひとつだけは残さないとダメですね。

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  助手席ドアでもバックドアでもいいので、どこかしらにカギ穴は残しましょう。

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  でも、そもそもリクエストスイッチを後付けするのって運転席ドアだけの人が多そうですよね。

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  そうですね。助手席側でロックするっていうのは、あんまりないと思うので。

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  リクエストスイッチの後付けは、運転席ドアだけにしておけば、それが一番無難と言えるかもしれません。

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  なお、もしゼロから穴を開ける場合のサイズは、コムエンタープライズのスイッチですと、取付穴径は約13ミリとなっています。



穴を開けてリクエストスイッチを埋め込んだ例。

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  ただ、実際に開けるのは大変です。サビの問題とかもあるので。

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  サビ？

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  穴を開けると鉄板ムキ出しになるので、どうしてもサビが発生しやすくなる。

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  あ～、ゼロから穴を開けるとなると、そういう心配もしないといけないのね。

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  キレイに処理しないといけません。そこまでするのは、一般の人ではなかなか難しいのではないか、と思います。

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  なるほど。確かにカギ穴を外して入れ替えるのが現実的なところですね。