バッテリーターミナルの交換方法

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バッテリー交換するついでに、バッテリーターミナルも換える場合の交換方法。バッテリー本体だけの交換とは、違った注意点もあるので、手順をわかりやすく解説する。

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  「バッテリーを外す順番╱外す前にバックアップ電源をセット」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は、バッテリー本体だけではなく、バッテリーターミナルまで交換する場合の手順を解説します。

  ●アドバイザー：エーモン 中塚研究員



✔ バッテリーターミナルの選び方については、「バッテリーターミナルとは？ 交換する目的はなに？」参照。

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  通常のバッテリー交換であれば、前回のようにバッテリーターミナルをバッテリーから外しますが……


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  バッテリーターミナルまで交換する場合は、着脱するポイントが異なります。

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  フムフム。

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  外す順番はマイナス側が先、というのは同じですが、今回のケースでいうと、ココのネジを外します。


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  普通の外し方とどう違うんだ？ と思うかも知れませんが……


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  バッテリーターミナル本体を外すのではなく、そこにつながっている純正配線のターミナル（端子台のようなもの）を外します。

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  バッテリーターミナルは、バッテリー側に残すんですね。

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  そうです。ということは、メモリーバックアップのクリップを付ける位置には注意が必要です。

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  バッテリーターミナル側に付けていたら、純正配線と分離されてしまう。

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  そうなったら、その時点でメモリー（車両の設定情報）が飛んでしまいます。

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  メモリーバックアップを仕掛けた意味がぜんぜんない……

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  ですので、あらかじめ、「純正配線といっしょに外れる端子側の金属部」にクリップを付けておきます。


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  そして、バッテリーターミナルと、純正配線のターミナルブロックを分離！

マイナス配線の取り外し


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  こうやって分離すれば、ターミナルまで交換したい場合でも、車両のメモリー保持は可能です。

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  次はプラス側、いきま〜す。

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  プラス側を外すときも同じで、通常だとプラスターミナル自体を外しますが……

通常のバッテリー交換時


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  このネジ（↑）を外すとターミナル自体が外れてしまうので、純正配線のつながっているターミナルブロック（端子台）のネジ（↓）を外して……


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  純正配線と、バッテリーターミナルを切り離します。


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  当然ながら、メモリーバックアップのクリップは、純正配線側の端子（金属部）に付けておきます。

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  次はバッテリー本体を外します。まずはバッテリーフレームのネジをゆるめましょう。

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  ネジを取る必要まではなく、ゆるめれば、バッテリーフレームは外せます。




✔ ロッド下側は、鉄板の穴などに引っ掛けてあるので、回して引っかかりを解除しつつ抜く。

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✔ 穴がなく、カドの部分に引っ掛けてあるだけ、というケースもある。ロッドを外す前に、かかり方を見ておけば、付ける時に悩まずに済む。

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  バッテリー本体を持ち上げて、外します。


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  バッテリーはかなり重いので、落とさないように注意しましょう〜。

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  バッテリー本体に付いたままになっている、純正のバッテリーターミナルを外します。



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  新しいバッテリー本体を用意して、そちらに新品のバッテリーターミナルを付けましょう。

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  今回のように純正配線にターミナルブロックが接続されている場合は、ボルトタイプのバッテリーターミナルを使うことで、配線側のターミナルと合体できます。



✔ バッテリーターミナルの種類と選び方は、「バッテリーターミナルとは？ 交換する目的はなに？」参照。

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  ここで、あえて蝶ねじタイプなどを選んでしまいますと……

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  純正配線が接続できません……。

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  というわけで、バッテリーターミナルが新品に交換できました！