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純正セキュリティ付き車での、CANインベーダーやリレーアタック対策には注意点もある

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残念ながら純正セキュリティは、CANインベーダーやリレーアタックには歯が立たない。それらの攻撃から車を守るアイテムは別記事で紹介済みだが、ここでは「純正セキュリティ付きの車」が装備する場合の注意点を解説する。

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  「CANインベーダーとは？ 防衛策は… 」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今日は、純正セキュリティ付き車での、CANインベーダー＆リレーアタック対策における注意点です。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  純正セキュリティが付いているからって安心できませんよ～という話？

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  それはもちろんです。以前にお話した通り、純正セキュリティの機能は最小限で、一般的に「ドアが開けられたときに鳴る」ぐらいの機能しかありませんから。

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  CANインベーダーには対抗できませんね。

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  そこで、＋αで新手のCANインベーダーやリレーアタックも防止する方法です。



純正だけではガードできないから、リレーアタックガードを取り付けよう、ってことですね。



コムエンタープライズのCANインベーダー防止リモコン・リレーアタックガード

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  この場面で、純正セキュリティ付き車に関しては注意が必要なケースもあるんです。ココが今日の本題。

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  どんな注意点でしょうか？

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  リレーアタックガードは、純正のスマートキーの機能を無効化することでリレーアタックを防止します。

」

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  自分の純正スマートキーが利かなくなるんだから、リレーアタックも当然できない。

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  ところが、純正セキュリティの仕様によっては、スマートキーが利かないために純正セキュリティも解除になってしまう車種もあります。

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  え……あ、あれ？

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  つまり、リレーアタックガードをオンにしたことで、純正で付いているドア開閉検知が働かなくなるケースもある、ということです。

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  リレーアタックやCANインベーダーは防げるけど、普通にドアを破られたら純正セキュリティが鳴らない？

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  そういうことですね。

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  それはまた……微妙な話だ。

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  正確に言うと、全車種でどうなるかまでは把握できていませんが、セキュリティの構造によっては解除されてしまう可能性がある、という話です。

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  アッチを取れば、コッチが立たず……。

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  そうなんですよね。一部の純正セキュリティ付き車の場合に限った話ではありますが。

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  これって、社外セキュリティには関係ないの？

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  ハイ。社外セキュリティであれば問題なくリレーアタックガードと併用できますよ。

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  では「純正セキュリティが付いていて、リレーアタックガードを併用できないパターンの車種」はどうしたらいいんでしょう？

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  基本的には、純正セキュリティ付き車はリレーアタックガードではなく、スマートガードをオススメしています。



コムエンタープライズのCANインベーダー対応セキュリティ・スマートガード

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  スマートガードでも同様にCANインベーダーやリレーアタックを防止できますので。

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  これなら純正セキュリティと併用できる？

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  さきほどの話で純正セキュリティがオフになる代わりに、スマートガード自体がセキュリティの役割を担ってくれるんです。

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  ドア開放検知の機能も付いているし。

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  ハイ。スマートガードは、純正スマートキーが付いている車に対して後付けするセキュリティですが、リレーアタックガードは通常のセキュリティ機能はありません。その違いです。

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  そういうことか。

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  もうひとつの選択肢としては、リレーアタックガードと通常のセキュリティを併用する方法です。

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  そっか。社外セキュリティなら、併用で無効化される心配がないから。

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  そうです。ですので、純正セキュリティ付き車であっても、社外セキュリティを付ければいいわけです。

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  なるほどね！ でもスマートガードと比べたら、どっちのパターンがいいんだろう？