新型アクアの内装にはLEDカスタムする余地がいろいろありそう（後編）

• 1
• 2

新型アクアの内装で「どんな後付けLEDカスタムができそうなのか」を、プロのLED加工者がチェックする。今回はUSBポート・スイッチランプ・フットランプ・ラゲッジランプを順番に見ていこう。他車種の人でも技を考えるヒントになるはず。

• 

  「新型アクアの内装にはLEDカスタムする余地がいろいろありそう」の続き。

  ●DIYラボ：イルミちゃん

• 

  新型アクアは、USBの差し込み口が純正でこのように光っていますが……（※冒頭写真）

  ●アドバイザー：球屋 森田研究員

• 

  お。これは夜でも差し込みやすくて実用的なLEDイルミですね。

• 

  そうなんですが、光るのはType-Cコネクターだけ。隣のType-Aのほうは、なぜか光っていないんですよね。


• 

  ホントだ。なんかちょっと中途半端な気がします。

• 

  これは、光っていないタイプAコネクターも光らせたいですよね。

• 

  レクサスRX後期のときに、レポートしたLEDカスタムだ。詳細は下記記事（↓）で。

✔「〈光るUSBポート〉というLEDカスタムが、暗い車内で便利過ぎる」参照。

• 

  それから、シートヒータースイッチのインジケーターランプは、いつも通りのオレンジです。


• 

  純正状態だと明るめで、やや目に刺さるカンジのオレンジなので、若干眩しさを抑えて赤に変更します。

• 

  外車だとシートヒーターは赤LED（ベンチレーションは青LED）が定番だから……という、球屋好みの内装LEDカスタムですね～。

✔「シートヒータースイッチのLED打ち替えは、実用的でスタイリッシュな技」参照。

• 

  ただ、ちょっと意外なところで、新型アクアの内装には天井にダウンライトが付いています。


• 

  これが無いからシフト周りがマックラ、という車種が多くて、ひっそりと後付けしたりするんですが、新型アクアでは必要ないですね。

• 

  今回はここまで、内装の細かいところに集中チェックが入っていますけど……それ以前に、純正ではフットランプも付いていませんよ。これは後付け筆頭項目でしょう。

• 

  プリウスなどと同じで、新型アクアも純正フットランプはオプションで用意されていますね。

• 

  フムフム。

• 

  ということで、運転席と助手席足元のアンダーカバーには、フットランプのバルブ装着用の穴が設けてあります。

• 

  純正で穴があるなら、利用しない手はない、っていう話ですね。

✔「純正フットランプが付いていない車種でも〈穴〉があるなら生かしたい」参照。

• 

  しかも新型アクアの場合は、アンダーカバーの左右にフットランプを付ける穴があります。

助手席アンダーカバー



フットランプ取り付け用の穴


• 

  運転席側のアンダーカバーも同様です。

• 

  あれ？
  プリウスは1コだったのに。


• 

  従来のトヨタ車はみんな1コでしたよ。ただ、ヤリスクロスは2コでした。新型アクアもそれと同じパターンです。

• 

  そういえばヤリスクロスはフロントフットランプが明るいから、光量アップも必要ないって言ってましたね。

• 

  そうなんです。新型アクアの場合は（オプションを付けない限り光らないので）後付けするにしても、明るいフットランプができますね。

• 

  それはラッキー。

• 

  ただ、球屋がこだわる純正風の明るさを出すにあたって、2コも必要かどうかっていう話ですが。

• 

  そのへんは好みの問題もありますね。

• 

  ハイ。明るいフットランプを求める人にとっては、都合のよい状況です。

• 

  今後のトヨタ車の純正フットランプは、明るい2コ使いになってくるぞ、という布石なんですかね～これは。

• 

  いっぽうで、新型アクアでもラゲッジランプはいつも通り暗いです。


• 

  バックドア側にLEDを仕込む、いつものカスタムの出番ですね。

• 

  新型アクアではサービスホールカバーのようなものはないので、バックドア内張りを加工するしかないですね。


• 

  カローラツーリングやカローラスポーツと同じパターンの加工方法になるでしょう。

✔「バックドア内張りを加工して、LEDラゲッジランプを新設する実用的な技」参照。

• 

  このように最新型の車であっても、内装にはLEDカスタムで実用性をアップさせる余地がいろいろあります。

• 

  ただ、今回の話はすべて、外側から見た初見で言っているに過ぎません。

• 

  ふむ。まだ外装も内装もバラしてはいませんからね。

• 

  そうなんです。実際のところは、バラしてみないと分からないことが多いです。