シートヒータースイッチのLED打ち替えは、実用的でスタイリッシュな技

「シートヒータースイッチのLED打ち替え」と聞いても、ピンと来ないかも。なぜそこだけ？ しかもやっても、まず気付かれることはない。ではなぜやるのかというと、見ると「この方がいい！」と気付いてしまうからに他ならない。

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  ちょっとしたことだけど、意外と実用的な車内のLED技を紹介します。

  ●アドバイザー：球屋 森田研究員

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  球屋は、小技大好きなLED加工屋さんです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は特に、ザ・小技なんですが……シートヒータースイッチのところ。


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  これは、球屋の50プリウス後期デモカーの例なんですが……

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  なにか純正と違うんでしょうか？

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  そうそう。そんなカンジで普通はまず気づくことはないんですが、インジケーターランプを片方だけLED打ち替えするんですよ。

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  片方だけって？？？

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  シートヒーターのスイッチには、LO（弱）とHI（強）の両方にインジケーターランプが付いていますよね。

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  今、ローなのかハイなのか分かるランプですね。

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  それの、ハイ側だけ「赤LED」に打ち替えました。


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  純正とどう違うの？

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  純正状態だと、50プリウスの場合はどっちもオレンジにしか光らないのです。

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  ホホウ……。

ロー側は純正のまま


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  ロー側は、そのまま純正のオレンジを生かしているんだ。

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  ハイ側を「赤」、ロー側を「オレンジ」にしたほうが、視覚的にハイとローが識別しやすくなるんです。

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  ハイは熱いイメージで「赤」ってわけね。

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  そうなんですよ。まあ、やってることはいわゆるLED打ち替えに過ぎませんが、「このほうが良くないですか？」という提案です。

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  確かに、理にかなってて実用的なカンジがします。

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  同じような考え方で、ちょっと違ったパターンの技もあります。

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  次はレクサスUXの例。シートヒータースイッチと、ベンチレーションスイッチのパイロットランプです。


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  これは純正とどう違うの？

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  純正だとシートヒーターが「オレンジ」で、ベンチレーションが「緑」なんですよ。

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  オレンジと緑って、純正の定番カラーですよね。

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  しかしこの場合、シートヒーターは「赤」、ベンチレーションは「青」にLED打ち替えしたほうが分かりやすいと思いませんか？

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  ……ホホウ。

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  シートヒーターは、温かいイメージだから「赤LED」にして……

シートヒーターは赤LED


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  ベンチレーションは、涼しいイメージなので「青LED」にする。

ベンチレーションは青LED


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  このほうが分かりやすい！

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  実際に、外車だとこの色使い（配色）パターンは定番なんですよ。赤と青って。

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  そうなんだ～。

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  どう考えても、この配色のほうが直感的で分かりやすいと思うんです。

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  確かに。
  オレンジ×緑だと、赤×青ほどは分かりやすくない。

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  そうなんですよ。「緑」は涼しい色というより、春陽気ですか、みたいな。

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  「青」のほうが冷たいイメージですね。

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  そんなことを考えながらLED打ち替えをすると、車内の機能性も上がります。

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  ナルホド。

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  これはレクサスのお客さんだと、定番人気メニューですね。レクサスRXとかでやる人多いですよ。

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  意外と皆さん、細かいところ気にしてる？

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  やっぱりみんな同じこと思ってるよね！っていう話です。