インナードアハンドルイルミは、実用性がアップするLED照明

インナードアハンドルが光ったら、夜もハンドルの位置が分かりやすくて便利。そして何とも美しい、LED間接照明の妙。純正採用されている車種もあるが、まだ少数。内装のイルミ技として、かなり気になる存在だ。

• 

  「アンビエントライトの〈後付け〉〈光量アップ〉が人気の理由」の続報。球屋の同じようなニュアンスの技・インナードアハンドルイルミ（インナードアハンドルランプ）に注目してみます。

  ●レポーター：イルミちゃん

• 

  これも、人気があるLEDカスタマイズですね。

  ●アドバイザー：球屋 森田研究員

• 

  どういう技なのか、まずはおさらいから。

• 

  一番はじめは、60ハリアー前期のときからやり始めた技なんですよ。

• 

  フムフム。

• 

  というのも、60ハリアー前期の場合、フロントのインナードアハンドルは純正状態で光っていたのです。

• 

  ほほう。

• 

  ドアハンドルが光っていると、夜でもハンドルの位置が分かりやすいので実用的です。

• 

  ナルホド。単なるイルミ（飾り）ではなく、実用照明でもある。

• 

  ただ、純正の光り方は、かなり控えめで、ちょっとだけ光っているような状態なんです。

• 

  まあ、そんなに明るくする必要はない感じ？

• 

  それにしても、だいぶ暗くて存在を感じられないので、光量アップさせたのが最初です。



✔ 詳しくは球屋の「60系ハリアー・インナードアハンドルランプ」参照。

• 

  純正部品を加工して、明るくするというアップグレードですね。


• 

  これはLEDの打ち替えで、明るくしているのでしょうか？

• 

  基本的にはそうなんですが、純正レンズのままだと砲弾LEDしか使えないような制限がありまして。

• 

  純正LEDは砲弾。
  ……だから暗いんだ。

• 

  そこでレンズごと全部外して、乳白色アクリルで同じ形のレンズを作り直して、チップLEDを入れられるようにした上で、埋め込んでいるんです。


• 

  ここでもアクリルが使われているのか。

• 

  なお、フロントは純正で光っている60ハリアーも、リアのインナードアハンドルは光ってません。

• 

  それはもの足りない。

• 

  なのでリアは、純正のインナードアハンドル自体を加工して、LEDを埋め込んでいます。



✔ 球屋の「60ハリアー・リアインナードアハンドルランプ」参照。

• 

  フロントは光量アップ、リアは増設ですね〜。

• 

  なおフロントは、球屋の通販で単体販売しています。これは純正のドアハンドルとはカプラーオンで交換できるので、DIY取り付けも可能なのですが……

✔ 詳しくは球屋通販サイトの「60系ハリアー・インナードアハンドルランプ」参照。

• 

  リアは、あくまでも球屋に車を持ち込むことを前提とした、工場限定メニューです。

• 

  なぜ、リアは単体で売ってくれないんですか？

• 

  リアについては、部分的にドアハンドルだけでの部品調達ができないので、ドアごとないと作れないんです。

• 

  ホー。

• 

  つまり、ドア一枚買わないと部品が手に入らない。

• 

  それは……あまりに大ごと過ぎますね。

• 

  なので、球屋に車を納車してもらった上で、純正を現物加工しているのです。

• 

  だから工場限定メニューなんですね。

• 

  60ハリアーの場合は、フロントのみ純正で光っているという話ですが、他車種だとどうなんでしょう？

• 

  例えば、レクサスRXは、アンビエントライトの延長として光っていますね。


• 

  とすると、アンビエントライトが付いてないレクサスNXの場合は……

• 

  NXは、光っていないんですよ。

• 

  ……やっぱり！
  では、後付けの出番ですね！

• 

  ただ、レクサスNXの場合は、前回紹介したアンビエントライトを増設することで、ドアハンドルも光ります。


• 

  あ、そっか。
  アンビエントとカブってくるのか。

• 

  だから、レクサスNXではあえて、インナードアハンドルイルミ単体でのメニュー設定はしていないんですが、やろうと思えばできます。

• 

  ……だそうです。

• 

  ただ純正状態だと、レクサスNXにはアンビエントライトも付いていないので、インナードアハンドルも光ってないわけです。

• 

  な〜るほど。

そしてC-HRも何も付いていないので、前後ドアで後付けのインナードアハンドルイルミを提案しています




✔ 球屋の「C-HR・インナードアハンドルランプ」参照。

• 

  光っている車種があると知ってしまうと、欲しくなる光ですね〜、コレは。

• 

  ヘッドライトに関して言えば、最近の純正ヘッドライトは光ってほしいところが全部光っているという話をしたことがありますが……

• 

  フムフム。

• 

  いっぽう内装面では、「光って欲しいところが、光っていない」。国産車は、それがけっこう多い気がします。

• 

  ナルホド。

• 

  そういう意味では、輸入車のほうが、光ってほしいところが光っていたりしますね。

• 

  その差を埋める後付け内装イルミに、人気が集まっていると言えそうですね。