ミラーリング最新事情

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Androidスマホでの有線ミラーリングに必要なもの╱RCA入力ナビ編

「Androidスマホの有線ミラーリングに必要なもの」の続き。ナビ側の外部入力がRCAの場合は、Androidスマホの信号をRCAに変換する変換器を使う。そしてRCA外部入力にはいくつかパターンがあり、それに合わせた配線が必要だが、つなぎ方は難しくない。

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  「Androidスマホでの有線ミラーリングに必要なもの╱HDMI入力ナビ編」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  アナログのRCA入力（外部入力）を備えたナビに対して、Androidスマホで有線ミラーリングする方法を解説します。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  カーナビの外部入力は昔からRCAが定番です。

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  RCAの外部入力は、最近の車でも普通に出てきますしね。

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  Androidスマホでミラーリングするにあたって、前回のHDMIナビと何が変わってくるのでしょうか？

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  スマホ側の映像出力はHDMIのデジタル信号ですから、そのままではアナログのRCA入力には入れられません。

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  つまり、ミラーリングに必要なものが増える。

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  HDMIのデジタル信号を、RCAのアナログ信号に変換する変換器が必要になります。

HDMI→RCAに変換する機器



Amazonでも販売されているビートソニック・IF36

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  IF36の背面側には、HDMI入力とUSBの2つが備わっています。

背面側


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  ここに、Androidスマホ用の有線ミラーリングアダプター（※）をつなげます。

※ 今回はUSB Type-Cコネクターを備えているAndroidスマホを前提に、「ミラーリングアダプター・MA01A」をつなぐ。

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USB Type-Cコネクターを備えた機種であっても、適合するかどうかの確認は必須。

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  そして、このIF36を経由すると、出力側は「赤・白・黄色」RCAに変換されます。

表側


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  ここからはRCAケーブルでナビ側の外部入力とつなぎますが、外部入力がどういうカタチで用意されているかによって、必要なものが変わります。

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  ナビ側のRCA外部入力には、いくつかパターンがあります。

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  iPhoneミラーリングのときにも教わりましたが、改めておさらいしておきましょう。

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  ディーラーオプションナビに多いパターンは、ナビ裏に外部入力用のポートが備わっているケースです。



特になにも書かれていないので、見た目で判断するのは難しい。事前にあることを調べるのが先。

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  一見しただけでは、コレが外部入力とは分かりづらいですが……。

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  この場合は、映像入力アダプターというものが必要になります。それを付けてはじめて、外部入力端子（RCA）のカタチになります。



ビートソニックの映像入力アダプター

✔「外部入力ってなに？」からおさらいするなら、「カーナビの外部入力とは？ 映像入力アダプターの正しい選び方」を先に読むのがオススメ。

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  映像入力アダプターでRCAの外部入力を作れば、IF36とつながるようになります。

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  そして一連の配線をまとめると、このようになります（↓）



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  これが、Androidスマホで有線ミラーリングするときの配線の全体像ですね～。

✔ MicroUSB端子から映像出力するタイプのAndroidスマホの場合は、ミラーリングアダプターの種類が異なってくる。

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※「Androidスマホでの有線ミラーリングに必要なもの」参照。

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  ただし、これはあくまでも、ナビ背面に外部入力のポートがある車の場合です。

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  ふむ。
  外部入力のカタチもいろいろ。

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  メーカーオプションナビが組み込まれている車だと、もっと分かりやすく、赤・白・黄色の外部入力が（車内のどこかに）設けられているパターンもあります。


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  こういう分かりやすい外部入力なら、そのままRCAケーブルでIF36（変換器）とつなげますね。

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  そういうことですね。配線を隠しにくいという問題はありますが、作業はカンタンです。

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  他のパターンとして、考えられるのは？

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  ここまでに登場した赤・白・黄色の端子ではなく、3.5Φイヤホンジャックと同じ形状（3.5Φミニプラグ）の外部入力もあります。


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  これはナビの背面側ですが、拡大して見ると……


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  これが外部入力です。

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  イヤホン端子ではありません。似ているけれど。

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  イヤホン端子は3極（右音声・左音声・アース）ですが、外部入力には映像信号が加わって4極になるので、これは4極ミニプラグなんです。

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  1本しかないように見えて、実は4極なんですね。

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  そうなんです。この外部入力が出てきたら、普通の赤・白・黄色のRCAケーブルではつなげませんから、こういう変換ケーブル（↓）が必要になります。



ビートソニックのIF31

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  IF36で出力したRCAを、さらにこのIF31で変換して、ナビの外部入力につなげるんだ。

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  ひと昔前のトヨタ・レクサス系の車だと、この3.5Φ 4極ミニプラグの外部入力が出てきたりします。



✔ ビートソニック・IF31は、トヨタ純正ナビとカロッツェリアナビのみに適合。4極ピンケーブルの「映像ラインの位置」は規格で決まっているわけではなく、メーカーによって異なる可能性があるが、トヨタとカロッツェリアは共通していて、ビートソニックのIF31は、その配置に合わせて作られている。

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※それ以外のナビでも、配列が同じなら使用できる可能性が高いが、メーカーとしては非対応の扱い。

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  というわけで、映像入力アダプターが必要になるのか、いらないのか、IF31のような変換ケーブルを使うのか……ナビへの入力パターンはいろいろです。