ホーン取り付け完全ガイド（第3回）

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ホーンのDIY取り付け（交換）方法

ホーンのDIY取り付け（交換）方法をガイド。純正ホーンの取り外しから、社外ホーンの取り付けと配線まで、一連の工程を順を追ってわかりやすく解説する。もしも付けたホーンが鳴らない！という場合の、よくある原因についても言及。

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  ホーンの取り付け（交換）方法を教わります。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回は、ホーン取り付けの配線パターンについて解説しました。

  ※「ホーン取り付け時のリレー配線とはなにか？」参照。

  ●アドバイザー：DIYライフ 藤本研究員

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  今日は、実際に取り付けるやり方ですね〜。

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  そうです。社外ホーンは2個セットで付けるパターンが多いので、今回も純正ホーン1個から、社外ホーン2個へと交換するパターンで解説していきます。

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  モデルで使っているホーンはこちら（↓）



DIYライフでは、ホーン取り付け時に便利な専用バッ直ケーブルとセットで販売中している、「PIAAスレンダーホーン HO-12」

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  まずは純正ホーンの取り外し工程。

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  なお、ホーンを外すときは、通常はグリルだけ外せばホーンが交換できる車種が多いとは思いますが……

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  ホーンの位置はグリル裏が定番ですよね。

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  しかし、中にはフロントバンパーを外さないといけない車種もあります。

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  ええ〜!!
  なんで？

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  グリルとフロントバンパーが一体の場合などは、そういうパターンになりがちです。

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  そういう場合は、「フロントバンパー外し方」などの記事を参考にしてください。

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  ホーンにアクセスできる状況が作れれば、純正ホーン自体の取り外しは簡単です。

純正ホーン線のカプラーを抜く


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  そして、純正ホーンを外しますが、ここは12ミリのボルトが使われていることが多いです。


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  このボルトを外した瞬間に、純正ホーンが落っこちてくるので注意してください。


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  けっこうカンタンに取れました。

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  続いて社外ホーンを付けますが、純正は1個しか付いていなかったのに、どうやって2個付けるのでしょうか？

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  こうやって付けます（↓）


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  このように、2個共締めするのです。


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  ナルホド。
  そうやれば2個付くのか〜。

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  だいたい、こういうもんですよ。

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  無事、社外ホーン2個が同時に固定できました。


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  今回使ったPIAAの「HO-12」ホーンの良いところを紹介しておくと、世界最薄設計でコンパクトなんですよ。

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  薄いほうがいいんですか？

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  車によっては、ホーンが分厚いと取り付けするスキマが足りないケースがある。軽自動車だと、特にありがちなんですね。

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  え、じゃあ社外ホーン買ったけど付かないとかあり得る!?

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  ありますよ。ソレ。

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  グリルを戻そうと思ったら、グリルが付かないとか!?

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  で、ムリヤリ付けようとして、ラジエーターフレームなどに接触した状態で強引に付けるとどうなるか。

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  ど、どうなるんですか？

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  共振してしまって音が響かないんです。ビビってしまう。

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  あらま。

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  なんか違うぞ、みたいな音になってしまいます。

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  それでDIYライフではPIAAの「HO-12」ホーンを推しているんだ。

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  まあ、自分的にもオススメなので取り扱っているんですよ。

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  ホーンを固定できたら、あとは配線作業だけです。

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  今回は、DIYライフの「ホーン取付用リレーキット」と「ホーン取付ハーネス」を使って、バッ直でホーンを取り付けていきます。

リアル配線図



※ハーネス類の解説については、「ホーン取り付け時のリレー配線とはなにか？」参照。

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  車両側に残った、純正ホーン線のカプラーに、リレーから出ている平型端子オスを差し込みます。


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  これで、純正ホーンの信号がリレーに取れました〜。


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  リレーのアース線は、ボディアースします。



アース不良のないように注意。「ボディアースは〈場所〉に注意」参照。

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  これで、純正ホーンを鳴らしたタイミングで、リレーを動かす準備は整いました。

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  ホーン本体につながるのは「ホーン取付用ハーネス」の平型端子メスの付いた線です。

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  これはプラス（赤）、マイナス（黒）それぞれホーンにつなぎましょう。


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  なお、ホーン本体を固定した状態だと配線しにくい車種は、先に配線をつなげてからホーンを固定しましょう。

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  そのへんは臨機応変に、ということで。

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  「ホーン取付用リレーキット」の出力線（平型端子メスの付いた赤い線）を、「ホーン取付ハーネス」（平型端子オスの付いた赤い線）とつなぎます。


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  このホーン取付ハーネスで、2個のホーンに向けて電源が2分配されます。

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  そしてホーン取付ハーネスを使うことで、ホーンのアース線も2個分を1本に合流できます。


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  あとは1本にまとまったこのアース線を、ボディアースすればOKです。

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  電源は、バッ直（バッテリー直）で取ります。

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  ホーン取り付け用リレーキットの、丸型端子をバッテリーのプラスへつなぎます。



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  このバッテリーへの接続は、最後に回したほうがいいですね。

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  そうですね。
  それが一番安全な作業手順です。

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  今回の配線方法なら、純正ホーン線に電気が流れたタイミングで、バッテリー直のフレッシュな電源が社外ホーンに流れますよ〜。

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  ……これで完成と思ったのに、ホーンが鳴らない!!

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  ……ムムム。

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  このホーン壊れている!?
  せっかく付けたのに〜。

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  いや……、こういう場合は、だいたいがアース不良です。

アースポイントを見直してみよう


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  特に塗装されているネジなどは、塗膜でアースにならないケースがあります。注意しましょう。

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  今回も、アースポイントを見直したら無事にパーッと鳴りました♪  藤本研究員のアースミスで良かった。

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  ……え、嫌だなぁ、最初のアース不良は、わざとに決まっているじゃあないですか。単なるネタフリですから。

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  そうは見えなかったけど？ …まあ、そういうことにしておくか。