車のカーボンラッピング入門
- 1
- 2
カーラッピングは、車にフィルムを貼ってカラーチェンジするドレスアップ。部分的な色分けやカーボン調なら、DIYでも十分施工は可能だ。今回は車のドアハンドルに、シルバーカーボン調フィルムを貼るやり方を解説。
ドアハンドルはカーラッピングの入門に最適
-
前回は真っ平らなテーブルで、カーボン調ラッピングの練習をしましたが……
※「カーラッピングにDIYで挑戦! これならできそう入門編」参照。
●レポーター:イルミちゃん
-
今回は少し難易度を上げて、外装パーツのカーボン調に挑戦してみましょう。用意したターゲットは、車のドアハンドル(↓)
●アドバイザー:トライ研究員
-
ドアの外側に付いている、アウトサイドドアハンドルです。ドライバー1本で車体から外せるので手軽。
-
コレって、トライ研究員の20ヴェルファイアの?
-
ハイ。アルファード╱ヴェルファイアを始め、エスティマ╱ノア・ヴォクシー等で採用されている、汎用部品のアウトサイドドアハンドルです。同じタイプが同世代の多くの車種で採用されるのは、よくあるケース。
-
なるほど。
共通部品なんだ。 -
形状は同じでも、車種やグレードによってメッキだったり塗装だったりと、使い分けされていたりするので……
-
ラッピングフィルムで、グレードアップ感も出せそう!
-
そうなんです。ラッピングフィルムで色分けするには、手軽で都合のいい部品です。今回はスポーティかつ高級感のある、シルバーカーボン調にしましょう。
アウトサイドドアハンドル
ラッピングのやり方
アウトサイドドアハンドルを、シルバーカーボン調にします!
フィルムを貼る前の準備
3Mのシルバーカーボン調フィルムを用意。
ネジを外してメッキ(または塗装)部分のパーツだけに分解する。
ネジは反対側の端にもある。
分解作業ができた
カーボンフィルムを切り出す。あたりギリギリだとヒートガンで熱をかけるときに指が熱いので、大きめに切り出すほうがやりやすい。
油分が残っていると剥がれるので、シリコンオフを使って表面を脱脂します。これは貼りモノをやるときの基本。
フィルムを貼る
カーボンフィルム裏面のリケイ紙を剥がすが、このとき全部剥がさずに少しだけ粘着面を露出させる。
こうやってまず端だけ貼って、紙を剥がしながら貼り進めるやり方のほうが失敗が少なく安全です。
ドアハンドルは表面が平らではなくラウンドしてますが、端のほうは熱で伸ばしながら貼るので、この段階では中央付近しか貼ってません。
この段階では全面に貼ろうとしないのがコツ