通好みの電装カスタム

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デンクル・バックドアオープンライトキットの取り付け方法

バックドアオープンライトキットは、初心者でも取り付けできるカプラーオンの親切設計。作業のポイントは「純正バックランプカプラーにどうやってアクセスするのか」「ラゲッジランプ裏のカプラーまでどう配線を取り回すか」の2点。作業前に予習しておけばカンタン。

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  「新発想の電装品。バックドアオープンライトキットとは？」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  それでは、バックドアオープンライトキットの取り付け方法について解説していきます。

  ●アドバイザー：DENKUL 岡本研究員



デンクルの「バックドアオープンライトキット・ヤリス用」。C-HR後期や80ハリアーも対応予定。

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  デンクルお家芸のカンタン・カプラーオンシリーズ？

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  そうですね。特にこのキットの場合は、完全にカプラーオンだけでいけます。エレクトロタップすら登場しません。

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  ホー。なお、今回の取り付けモデル車両はヤリスです。

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  カプラーオンで純正配線に割り込ませるポイントが、2か所あります。

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  フムフム。

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  1か所目はまず、助手席側リアドアのステップを外しまして……



フロント側から手で引っ張ると外しやすい。特に工具は不要。

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  こんな場所を開けて、いったい何があるのでしょう？

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  この付近にはバックランプに関係する配線が通っているんですよ。フロントのBCM（コンピューター）から、リアのバックランプに向かって。

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  そういうことか。

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  ただし、カプラーオン取り付けできるポイントまで、もう少しバラします。

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  ステップ内の配線を取りにいくわけではないんだ。

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  次はリアドア開口部のウェザーストリップ（ゴムモール）を引っ張って、リア側だけ浮かせます。


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  そして、リアのタイヤハウスにかかっている内張り（ラゲッジルーム側面の内張り）を、手で引っ張って少し浮かせます。


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  ここで内張りを完全に外す必要はなく、浮かせれば、内部に目的のカプラーが見えます。


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  黒いカプラーが上下に2つあるのが見えますが、そのうちの下に位置している黒カプラーが、それです。

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  紫色の配線が、いっぱいつながっているほうですね。

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  このカプラーを抜きます。



カプラーはツメでロックされているので、押し込んでロック解除しつつ引っ張って抜く。

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  純正カプラーを外したところに、バックドアオープンライトキットのカプラーを割り込ませます。



同形状のオス・メスカプラーに分かれているので、つなぎ間違えの心配はない。

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  これで1か所目のカプラーオン作業は完了です。

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  もう1か所あるって言ってましたね？

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  ここから、バックドアオープンライトキットの配線を、ラゲッジ方向に取り回していきます。

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  ひとまずは、こんな状況です。
  （↓）


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  配線は内張り内を通したいので、バックドア側にまわり、ウェザーストリップを引っ張って外しますが……


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  この場面、あまりたくさん浮かせると、モールの中についているブチルで、服や内装パネルを汚すリスクがあるので注意！

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  ニチャニチャ入りのやつだ！

こういう外し方はリスキー


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  というわけで、あまり引っ張らずに、ちょっとだけ浮かす程度にとどめます。

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  それで作業できるの？

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  ハイ。内張りはがしをかけられる隙間さえ作れれば、十分なのです。


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  そういうことか。

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  少し浮いたら、あとは手作業で引っ張って、パキパキパキっと内張り上部を浮かせます。


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  後ろ側が浮いたら、少しずつ前方向に手を入れて、全体を浮かせていきます。


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  ここでも、完全に内張りを外す必要はないんですね。

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  そうですね。上部を浮かせて隙間を作ったら、そこから配線を隠しながら、ラゲッジランプの裏に進みます。


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  ラゲッジランプ裏まで、隠し配線が通せたら……この次は？

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  次は、ラゲッジランプの配線カプラーに割り込ませます。

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  2か所目のカプラーオンですね。

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  そういうことですね。ココはラゲッジランプが付いたままだと作業しにくいので、いったんラゲッジランプを外してしまいます。

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  ラゲッジランプの灯体は、どうやって外すのでしょう？

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  ツメを押しながら、オモテ方向に押し出すだけです。



ポコン

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  え!?
  そんなカンタンに取れるの？

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  ただ押すだけでは取れませんが、この部分のツメ（↓）を押しながらやれば、すぐに取れますよ。


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  ラゲッジランプ灯体が外れたら……

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  ラゲッジランプにつながる、カプラーを抜きます。


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  バックドアオープンライトキットのハーネスは、このように間に（↓）割り込みます。


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  正しい向きでしかつながらないから、間違える心配はありません。

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  配線は作業はこれで完了です。


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  相変わらずデンクルは取り付けがカンタンですね～。

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  特に今回は、内張りを完全に外す作業も必要ありません。2か所とも浮かせることで作業はできます。

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  馴れている人なら、10分もかからずに取り付けできそうな勢いです。

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  これで、バックドアに連動してバックランプが点灯するようになります。

足元の明るさ確保！


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  アウトドアを楽しむ人には、特にオススメです。