オートライト後付け完全ガイド（第6回）

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オートライト取り付け方法╱車速信号の取り出しとスイッチ増設

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  オートライトの取り付けもいよいよ大詰めです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回、電源関連を取り出して、純正ヘッドライト＆スモール線への割り込みも終えました。ただ、今回は「車速連動タイプ」のオートライトを付けようとしています。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  普通のオートライトとの違いは、「後付けオートライトの選び方。車速連動タイプとは？」を参考にしてください。

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  というわけで、車速信号も取らなくてはいけません。これはライトスイッチ裏では取れません。

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  車速信号の取り出しって……どこからになるんだろう？

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  ほとんどの車はナビ裏から取れます。ナビも自車位置の精度を高めるために、車速信号を拾っていますので。


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  ではさっそく！ 車速信号線を求めて〈配線取り出し隊〉探索開始！

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  ナビ裏にアクセスしたいので、まずはナビを外すんですよね。

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  今回のモデル車のムーヴは、横長のインパネがナビにまでかかっているので、このインパネを外します。

インパネのクリップを取る（2か所あった）


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  この車の場合は2個のクリップを外したら、あとはツメのハメコミで固定されているだけ（↓）。手で引っ張って外せます。


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  そしてナビのステーは、4本のネジで固定しているパターン（↓）がほとんどですね。



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  ナビが外れましたが？

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  ええっと、あった！ 今回のムーヴの車速信号線はコレ（↓）ですね。


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  ちょっと待ったぁ！ なぜソレが、車速信号線だと分かるの？ 検電テスターも当てていないのに。

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  車速信号線は、検電テスターでは調べられないじゃないですか。

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  え？
  なぜに？

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  だって……。
  走行しながら、テスター当てる気ですか？

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  ウ。
  それは……無理。

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  なので、どのコネクター（ピン数）のどの線（位置と色など）なのかを、車種ごとに、コムエンタープライズのWebサイト上でも公開しているんですよ。

CEPのホームページ

左上の「車種別適合・配線情報」から、車種ごとの配線情報を調べることができる。



CEP（コムエンタープライズ）のWebサイト

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  データ掲載が追いついていない車種でも、直接コムエンタープライズにお問い合わせいただければ、配線図から調べることが可能です。 （※CEPのオートライトを購入した人向けのアフターフォロー）

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  配線がどれだか分からず「付けられない！」にはならないんだ。

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  そうですね。検電テスターで探すのが難しい線、というのもありますから、アフターフォローは重視していますよ。

灰色の線を、車速信号線に割り込ませる


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  配線の分岐は、「エレクトロタップ（配線コネクター）の正しい使い方」を参考にしてください。

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  最後に「後付けオートライト機能のオンオフ」をするための、スイッチを増設します。

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  スイッチ自体は付属していますね〜。



CEPオートライトの「車速連動タイプ」の付属スイッチ。

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  取り付け位置は決まっていませんが、純正の空きスイッチパネルがあるならそこがオススメですね。

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  そのほうが純正っぽくていいですね。

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  空きスイッチパネルにアクセスするために、少しパネルをバラしましょう。以下はムーヴの場合の手順です。

アンダーカバーを外す（左右にネジ2本）



空きスイッチパネル下のパネルを外すと……



裏から手を入れ、空きスイッチパネルをツメを解除しつつ、手前に押し出せる


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  空きスイッチパネルが取れました〜。

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  このパネルに穴開け加工をします。裏側に仕切りがあったら、先にニッパー等で、もぎ取っておきます。



モギッ

こうなればOK


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  この加工は、スイッチを裏からナットで固定するための準備ですね。

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  では、いよいよ穴開け加工！

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  ドリルの刃は、14ミリ位で開けるといいです（車速連動タイプの付属スイッチの場合）



スイッチを通しておいて…



裏から付属のワッシャーとナットで固定



スイッチ増設完了


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  スイッチ埋め込みができました。次へいきます。

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  明るさを検知してオートライト動作させる、光センサーを設置します。これはダッシュボード上の、ピラーの根元あたりが狙い目です。

コレが光センサー



配線が目立たないように、隠しながらピラー根元へ



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  これで全ての配線作業が完了。最後に、ハーネスをユニット本体に接続します。


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  このユニットは配線をつなげたら、普段はもう触る必要はないんですよね。

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  ハイ。設定はスイッチでできますので、アンダーカバーの上側など、見えない場所に隠してしまいます。

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  オートライトの後付け、完了しました！