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断熱材を使った車のサンシェード（日よけ）自作方法② 運転席＆助手席ガラス編

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高性能な遮熱・断熱材を使って本格的なサンシェードを自作する手順。今回は「型」に合わせて断熱材をカットするときの注意点を解説する。難しくはないが、サンシェードにしてはゼイタクな素材を使って自作しているので、素材をムダにしないように。

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  「遮熱・断熱材を使った車のサンシェード（日よけ）自作方法」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  前回の手順で、車の窓ガラスの型取りができました。

  ●イルミスタ・アウトドア：長さん


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  この型取りラインに沿って、ハサミでカットします。


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  型が取れたら、メタルシートの上に載せます。


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  型がズレないようにテープで固定しておきましょう。


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  ちなみに窓ガラスの下端の直線は、シートの端の直線をそのまま使えるように、下揃えでセットするといいですね。

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  シートの直線部分をうまく活かすわけね。

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  次にメタルシートに対してマーカーで型取りします。


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  ゴミ袋を外すと……


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  これで「ガラスの形の線」が引けました。

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  メタルシートはハサミでカットできます。


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  サクサク切れるのが「メタルシート MS-2」のメリットでもある。

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  しかし、この場面は注意が必要です。窓ガラスよりも小さく切り出してしまったら、大失敗となります。

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  そりゃあそうだ。

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  なので、マーカーペンに沿って切るときは（ラインに迷ったら）内側より外側に沿って切るほうが無難ですね。

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  しかし大きめだと、それはそれで窓にハマらないのでは？

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  大きいぶんには、あとでいくらでも微調整できますから。……というかどのみち微調整は必要になります。

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  なるほど。

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  切り出したら、フロントガラスにハメてみます。


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  ハメるときのポイントとしては、ガラスとガラスフチのゴムの間にハメ込んでいきます。

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  つまり表に見えるガラス面よりは、大きめでないといけないのか。

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  そうなんです。なのでパッっと当てて「大きいや」っていう判断ではなくて、しっかりと押し込んだ状態で確認しましょう。

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  とはいえ今回でいうと、下側が入り切りませんね。


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  こんな場合には下側をカットしたくなるかも知れませんが、下端はせっかく「シートのフチの直線」を利用しています。

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  ふむ。

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  なので下端はカットしなくていいように、上側をもう少し内側でカットするべく、マーカーを引き直して微調整しましょう。


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  なるほど～。直線側を切るぐらいなら、反対側を切るほうがいんだ。

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  そうですね。このように再度、上側のラインを少し内側でカットしていきます。


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  再びグイグイ押し込んでいくと……


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  今度はピタっとキレイにはまりました。

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  ガラスとメタルシートの間に隙間が空いていると効果が下がってしまうので、ピタっと付くように仕上げましょう。

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  どうやって固定するのだろうかと思ったら、ガラスとゴムの隙間にハメ込むことで固定していたんですね～。

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  あとは端に養生テープをくっつけておくと、取り外ししやすくなります。


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  これで窓ガラス1枚分のサンシェードが製作できました。

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  なお、反対側の窓ガラス用に作るときの注意点があります。

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  今回は助手席側を先に作ったから、次は運転席側ですね。

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  1枚作れたらそれを型に使ってもう1枚切り出すのはカンタンではありますが……


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  ポイントとしては、1枚目のシートをくるっと回転させて（逆さまにして）あてて、2枚目を切り出すといいですよ。

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  なんで？

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  これはマス目が裏側（車内側）になるようにするためですね。

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  あー。メタルシートの面の向きを気にしてのことね。

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  そうですね。しかし、こういった細かいことを気にしない人であれば、メタルシートの性能的には表裏は関係ありません。

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  ということで、助手席側の複写で切り出したのち、実車で微調整して運転席側も完成。


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  次回はフロントガラス用のサンシェードの作り方です。