スマホをヘッドユニット化しよう作戦（第6回）

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ナビ代わりにスマホをヘッドユニット化╱車への取り付け作業

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スマホをナビ代わりに使おう作戦の実践編。前回までは「どうすればスマホをヘッドユニット化できるか？」の配線概要を解説してきたが、今回は実際に車のナビを外し、スマホに置き換えるリアル作業。

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  「スマホの音楽を、ナビを介さずに車のスピーカーで鳴らす╱車両配線への接続」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  ここからは今までに解説してきた配線を、実際に車両で再現してみましょう。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員

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  モデル車は、トヨタのディーラーオプションナビが付いた状態。


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  今回はナビを取り去ってスマホをヘッドユニット化するという企画趣旨なので、ナビを取り外します。

ナビパネルを外す



ナビ周りのパネルの外し方は車種によるので、詳細は省略する。

カーナビ本体を外す



ナビのステーは、4本ネジで車両側に固定されているケースがほとんど。

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  ナビ本体を取り外すと……



下に毛布などを敷いておいて傷付きを防止する。

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  後ろ側には、ナビ本体につながっていたカプラー達がワラワラと。


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  ここで、用意しておいた「社外ナビ取り付け用の変換ハーネス」を使います。今回はトヨタのディーラーオプションナビ（10ピン＆6ピン仕様）なので、ビートソニックのBH1を接続します。


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  10ピンカプラーと6ピンカプラーのそれぞれにBH1を接続すると、ギボシ端子付きの配線に変換されます。

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  他のカプラーは放置でいいんですよね？

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  ハイ。今回はナビを取り付けるわけではないので、パワーアンプ取り付けに必要ない配線は余るのは当然です。

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  なるほど。
  こういう状態になりました。


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  BH1の配線は、社外デッキの一般的なルールに沿って色分けされています。

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  黄色が常時電源だよ～、みたいな配色ルールですね。

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  その点はマイクロパワーアンプPA2に付属するハーネスも同じですので、色を合わせながらギボシ端子を接続するだけです。


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  ただし一箇所だけ色が合わないのがアンプリモート線（青）です。

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  PA2側の配線色は青だけど……

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  アンプリモート線に対しては、車両側のACC電源をつなげばOKです。一般的な変換ハーネスの色でいうと「赤」がACC電源ですね。

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  同じリモート線同士の接続でなくても大丈夫なのね。

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  ようするに「エンジンオフ時にはアンプでの電源が遮断されて、ACCオンで電源を入れる」動作のための信号なので、ACC電源を使っても同じことです。

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  なるほど。

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  社外ナビ取り付け用の変換ハーネスとマイクロパワーアンプPA2のハーネスを接続したら、この状況になります。


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  PA2の付属ハーネスは、カプラーオンでPA2本体につなげられます。


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  配線を接続したら、マイクロパワーアンプPA2はナビ裏のスペースに隠します。

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  この場面、いつもだとナビ本体を戻したときに干渉しないように注意が必要だけど……

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  今回はナビを取り付けることはないので、スペース的には余裕ですね。

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  これで配線作業は完了？

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  最後にマイクロパワーアンプPA2のボディアース接続が残っていますが、これはナビ本体のステーを付け直すときに、いっしょに共締めするので後回しです。

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  ええっと、では次の作業は……ナビ代わりにスマホを固定する方法ですね。