LED×DIYコラム
調光器の選び方講習⑤╱【タッチパネル式調光器】編
オシャレな調光器を探しているなら、タッチパネル式という選択肢もある。多彩なLED調光器の取り扱いがある、LED通販大手のエルパラに取材して、タッチパネル調光器について教わった。
スマホのようにタッチパネルで操作する調光器もある
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「調光器の選び方講習④╱オススメ、売れ筋はどれ?【ボリューム式・ボタン式】編」の続き。
●レポーター:イルミちゃん
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ここまでは人気・定番の調光器を紹介してきましたが、変わりダネの調光器としては「タッチパネル式」などもあります。
●アドバイザー:エルパラ 平川研究員
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タッチパネル式調光器とは?
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タッチセンサーを内蔵しているので、指でタッチして操作するんです。
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おお。なんか最新っぽくてカッコいい。
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シンプルでカンタンに使えるタイプとしては「タッチ式調光スイッチ」というのがあります。
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DCコネクター式なので、LEDテープライトと電源のDCコネクター(DCプラグ)に割り込ませるだけで使えます。
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調光は、どのように操作するのでしょうか?
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まず、指で軽くタッチするだけでオンオフができます。
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フムフム。
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押して点灯させて、そのまま押したままにしておくと光量が増減するので、ちょうどいいところで手を離します。
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ちょっとひと手間な気もするけど、ボタン1個で光量調節までできるとも言える。
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それだけにコンパクトになっているのが特長ですね。
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なるほど。
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ちなみに上のミニタッチ式調光コントローラーの容量は2アンペアですが、もっと大容量なモデルもあります。
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これなら5メートルのLEDテープライトなどでも対応できますね。
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でも「ボタンを押しっぱなして光量調節」っていうのは、毎回やるとしたらちょっと手間かも。
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でしたら、違うタイプのタッチコントローラーもありますよ。
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ほほう。
なんか目を引く調光器ですね。 -
本体前面はガラスパネル仕様のタッチパネル。オシャレですよね。
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これは…見た目ボリュームみたいなところをタッチすればよい?
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そうですね。タッチボリュームになっていますので、細やかに明るさを調節できます。
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これなら狙った明るさにタッチしやすそうだ。
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ボリュームとは別に、3段階の光量選択ボタンと好みの光量設定を2つまで保存できるので、ワンタッチで希望の明るさにすることもできます。
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いろいろな明るさを記憶できるんだ。多機能な調光器なんですね。
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20秒後に自動で消灯するオフタイマーボタンも用意されていますよ。
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それは使い方によっては便利な機能かも。
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まあ、操作性に関して言うなら、そもそもタッチパネル式より、(前回の)普通のボリューム式調光器のほうが調整はしやすいとは思いますが…。
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正直な平川研究員らしいコメント。タッチパネル式調光器は、演出としては面白そうなんだけどな。
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そうですね。デザイン的に好みならアリだと思いますが、実用性という意味では、調光器の王道はRFリモコンかボリューム式ということになるかと思います。
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