LED自作コラム
車種別「フットライトキット」とはどんなものか？（200系ハイエース標準ボディ用の場合）
DIYでフットライトを付けたいなら、LED専門店・イルミスタの〈車種別キット〉が便利。配線が全部出来上がった「フットライトキット」なので、ハンダも端子のかしめも不要。初心者でも取り付けが可能だ。第一弾の200系ハイエース標準ボディ用を例に解説する。
ハンダ付けや端子のかしめ作業がいらないフットライトキット
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「イルミスタが車種別のLEDキットを販売開始…！」の記事でお伝えした、新展開の続報です。
●レポーター：イルミちゃん
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車種別のLEDキットシリーズ・フットライトキット（200系ハイエース用）も販売開始しました。
●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員
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フットライトは、LEDカスタムの中でも定番中の定番ですね。
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そうですね。DIYラボ上でもイルミスタ流の作り方は過去に解説しましたが……
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LED加工のプロのやり方そのままだと、チップLEDの選定とかハンダ付けから始まるから、敷居が高いという問題がありました……。
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今回の車種別キットでは、そのような作業はありません。購入時に色を選んで頂くだけで、最初からここまで出来上がった状態でお届けします。
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配線が全部できあがっている。
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ハンダ付けだけでなく、端子のかしめ作業まで仕上がった状態です。実作業は、LEDパネルライトの貼り付け・配線通し・ヒューズから電源を取ることだけです。
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配線の長さも、あらかじめ計算されているのかな？
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今回のキットでいうと、200系ハイエース標準ボディ用に合わせてあります。
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途中までプロが作ってくれてある、プロ仕様のLEDフットライトみたいな感じだ。
フットライトキットの取り付け方法（200系ハイエース標準ボディの例）
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配線の概要を先に説明しておくと、こういうことです。
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運転席側は2つのLEDに分けてあるんですね。
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障害物がある都合で、そうなっています。運転席足元は、このように3LEDパネルライトを2箇所に貼り付けます。
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貼るのはカンタンですが、貼り付け場所を脱脂することは忘れずに。
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それから、配線がアクセルペダルやブレーキペダル・ステアリング関係の可動部品などには干渉しないように注意しましょう。
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ふむ。
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配線を通すときは、運転席側から助手席側へと通します。
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この場面であると便利なのが、クネクネタイプの配線ガイドです。
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助手席側には、ブロアモーターの平面部分に、6LEDパネルライトを貼り付けます。
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配線は少し余裕を持った長さにしてあるので、余りは結束バンドなどで固定して、垂れ下がってこないように処理します。
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あとは電源を取るだけですね～。
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電源は助手席グローブボックス下のドア寄りの位置にあるヒューズボックスから取ります。
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これも付属のヒューズ電源コネクターを挿すだけ。
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電源をどのヒューズから取るかは、説明書に2箇所案内を載せています。
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2箇所…？
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走行中にずっと光っていてほしいならACC電源、夜だけ光らせたいならイルミ電源を取る、ということですね。
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電源を取り出すヒューズを決めたら、純正ヒューズを抜いてヒューズ電源コネクターに差し込み……
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ヒューズ電源コネクターを、元のスロットに差し込みます。
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あとはマイナス線に付いているクワ型端子をヒューズボックス付近のボルトに共締めして、ボディアースを取りましょう。
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200系ハイエースでのアースポイント例はこちら。
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フットライトキットの取り付けは以上です。
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今回は内張りを外す工程すら出てこなかったから、車種別キットの中でも難易度が低いキットと言えそうです。
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なお今回のキットで使っているのは、3528チップLEDのパネルライトなので、5050のようなRGBカラーはありません。
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単色のみなんですね。
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5050チップLEDのパネルライトならできるけど、どうしても配線の数が多くなるので、今回は取り付け性を重視しました。
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RGBフットライトが作りたい人には、野本研究員が解説してくれた「RGBフットライトを作るのに必要なアイテム（部品・材料）は？」が役立ちますよ。
| TAIL（10A） | イルミ電源 |
|---|---|
| ACC NO.5（15A） | ACC電源 |
※200系ハイエースの例。詳細はキットの説明書の図解参照。
DIY Laboアドバイザー：野本貴之
光ドレスアップの専門店・イルミスタ店長。LED加工や打ち替え、アンダーLEDを得意とする特殊なプロショップ。仕事ぶりは極めて職人気質で丁寧。部品のみの販売も行っている。●イルミスタ 住所：埼玉県三郷市上彦名540-3 営業時間12:00〜21:00 月曜定休（祝日の場合翌日）
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