LED自作コラム

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車種専用の「LEDダウンライトキット」とはどういうものか？（200系ハイエース編）

200系ハイエースにLEDダウンライトをできるだけ楽に簡単に取り付けたいなら、イルミスタの〈LEDダウンライトキット〉が便利。付けたいLEDダウンライトの個数（2個〜6個）と色（電球色・ナチュラルホワイト・昼白色・昼光色）を選ぶと、必要な部品が全部揃う。ここではキットの中身をサクッと解説。

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  「イルミスタが車種別のLEDキットを販売開始…！ 第一弾は200系ハイエース用」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  先日案内した車種別LEDキットですが、先行して「LEDダウンライトキット」を販売開始しました。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員



イルミスタで買える「LEDダウンライトキット・200系ハイエース用」

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  車中泊とかアウトドア人気の高まりで、イルミスタ（実店舗）でも定番になっているLEDカスタムですね。

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  それを実現するのに必要な部材が全部セットになっているのが、今回の「LEDダウンライトキット」です。

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  このキットで使っている「LEDダウンライト」は、以前にDIYラボで紹介したモノと同じですか？

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  はい。一般的な汎用のLEDダウンライト（DC12V仕様）ではなく、本当の意味で12V車向けに作られた（DC13.8V仕様の）LEDダウンライトですね。



エルパラやイルミスタで販売されている12V車用LEDダウンライト

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  キット版では、ハイエースの天井に最大で6個のLEDダウンライトを埋め込む仕様になっています。

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  6個埋めたら、どれくらい明るくなるかな。

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  家のリビング並に明るくなるので、正直、車中泊などでは明るすぎる面があるかと……


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  あのー、だったら4個でも良かったのでは？？？

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  LEDダウンライトの数は、注文時に2～6個で選べるようになっているんですよ。

最小個数は2個から


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  あ、そうなんだ！
  ダウンライト数は選べるのね。

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  色も選べます。「電球色」「ナチュラルホワイト」「昼白色」「昼光色」の4種類があります。

LEDダウンライトキットのケルビン数（数値は目安）

電球色	3000K前後
ナチュラルホワイト	4000K前後
昼白色	5000K前後
昼光色	6000K前後

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  へー！ キットとはいっても、単品と変わらない自由度があるのはいいですね。

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  それから調光器もセットになっていますので、思ったより明るくなり過ぎたとしても、調整すればいいんですよ。



単品でも販売されている小型ボリューム調光器が、キットでは付属品となっている。

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  そういうことか。では多めの個数を選んで、思ったより明るくなり過ぎても問題はない。

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  ちなみに調光器のボリュームは、200系ハイエースのリアエアコンパネルの空きスペースに埋め込みますが……


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  実は200系ハイエースでは、ここにリアヒータースイッチを移設するカスタムが人気だったりするんですね。

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  ほお？

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  なので、スペース的に開いていない、というハイエース乗りの方も少なくないかもしれません。

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  ……あとはそもそも、穴を開けたくない人もいるかも？

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  その場合にはボリューム式の調光器は取り付けに困るので、そもそも埋め込む必要のない「リモコンタイプの調光器」を使ったバージョンのキットも用意してあります。



単品でも販売されているmini RF 調光コントローラー

✔ 上の調光器をセットにしたキットは、「LEDダウンライトキット リモコン調光 ハイエース専用」。 発光色やライト個数を選べる点は、こちらもまったく同じ。

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  あ、そういうことか。では、パネル加工できない状況の人は、リモコン調光のキットを選びましょう。

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  あとは、複数のLEDダウンライトの配線を合流させる「電源分岐ターミナル」も付属します。


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  選んだLEDダウンライトの数によって「4分岐」か「6分岐」のどちらかのタイプが付属します。

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  その「分岐ターミナル」と「LEDダウンライト」を接続するんですね。

ダウンライト選択数2〜4個	4分岐モデル
ダウンライト選択数5〜6個	6分岐モデル

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  それから「分岐ターミナル」と「ボリューム調光器」の間は「赤黒DCプラグケーブル」で接続しますので、これも付属しています。



単品でも販売されている赤黒DCプラグケーブル 1m

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  そして「調光器」から「電源取り出し部（ヒューズ）」までを接続する配線は「赤黒2P平行線」を使っています。



単品でも販売されている赤黒2P平行線

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  なおキット版では、この配線に端子類を取り付けた状態になっています。

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  必要な長さは車種によって違うから、今回は200系ハイエースに合わせてあるわけですね。

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  そうですね。最後に、ヒューズから電源を取り出すアイテム「低背ヒューズ電源コネクター」とつなぎます。



200系ハイエース用キットでは低背ヒューズ電源コネクターが付属。ヒューズ形状は車種によるので、単体販売ではミニ平型や平型も用意されている。

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  ヒューズ形状も車種によって違いますが、車種別LEDキットでは、その車種に合わせた形状のものが付属していて、指定の純正ヒューズと入れ替えるだけです。

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  ということで「LEDダウンライトキット」の中身を解説してきました。

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  部品自体は、それぞれ単品で購入できるものではあるので、自分で配線加工（端子取り付け）などができる人は、単品でも同じことはできます。

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  ラクなのは、どう考えても「キット」のほうですけどね。

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  次回はこのキットを使って、ハイエースの天井にダウンライトを取り付けてみましょう。