東京オートサロン2022ルポ⑤

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リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使ったジャンプスターターが登場

ジャンプスターター選びなら、電源系に強いセルスターを要チェック。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー内蔵でモバイルバッテリー用途にも使え、しかもオシャレな新作を紹介する。また東京オートサロンで同時に登場した、2022年モデルの「デコデコ」にも注目。

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  「セルスターが注目のポータブル電源を発表」の続き。

  ●DIYラボ別館：ユキマちゃん

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  前回は、リン酸鉄リチウムイオンを使ったポータブルバッテリーに注目しましたが……

  ●DIYラボ：イルミちゃん

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  その横には水筒みたいのもあるよ。


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  これは、ジャンプスターターの新作ね。

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  バッテリーが上がったときに、エンジンかけるやつ。

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  そうそう。小型で利便性の高いモバイルジャンプスターターっていうのは各社から出ているし、セルスターにも従来品はあるのだが……

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  もうあったのか。じゃあ、この新作はどう違うの？

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  前回からの話とつながってくるんだけど、これもリン酸鉄リチウムイオンを使ったジャンプスターターなのだ。従来品はリチウムイオン電池なのね。



ジャンプスターター LGP-9600　※参考出品

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  そういうことかぁ。これもリアルに欲しくなるアイテムだなァ。

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  ……とはいえ、ジャンプスターターっていつ使うかといったら、バッテリーが上がったときだけよね。

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  当たり前じゃないのよ。

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  つまり、普通の人にとっては、そうそう使う機会はないわけよ。

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  ……じゃあ、やっぱり買わなくてもいいか？？？

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  そこで！ ふだんは「モバイルバッテリー」として使うことを想定しているのが、この「LJP-9600」なの。

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  スマホ充電に使ったりとか。

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  ハイ。USBで電源を取ることはもちろん、Bluetoothのスピーカーも内蔵しております。


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  スマホとつなげて音楽を聴いたりもできる。ようするにアウトドア用途を意識して作られているのです。

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  ナルホド～。普段はホコリかぶっているだけのジャンプスターターとは一味違うぞ、と。

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  せっかく安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池。バッテリー上がりまで全く使わないというのではもったいないからね。

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  そういう視点で考えてみると、災害時も役立ちそうね。

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  お。いいところに気づいたね。実はそれが今年の東京オートサロンのセルスターブースの隠しテーマでもあるのだが、その話はまたあとでするとして、次いきます。

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  それでは、今回のセルスターブースでもっとも地味な新製品を紹介しましょう！

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  その盛り上げ方はどうなの。

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  DC/DCコンバーター、いわゆるデコデコの新製品です。DIYラボではときどき電圧変換のためのデコデコが登場しますが……

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  フムフム。DC12VをDC5Vに変換したりとか……

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  あー。そういうのもあるが、一般的には車のデコデコといったら、トラックや大型キャンピングカーなどのDC24Vを、普通車と同じDC12Vに変換するために使うのが定番かと。

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  ああ、そっちね。

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  当然ながら、セルスターには大昔からDC/DCコンバーターがありました。

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  そりゃそうだよね。電気得意なんだから。

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  従来モデルはなんでも、二十何年も前から売り続けている超ロングセラー品らしい。

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  ずーっと廃盤にならずに続いているのがスゴイ。

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  どうして今でもあるのかといったらそりゃ、需要があるからですよ。

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  ふむ。

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  そこで構造などを見直し、現代の技術で新しく作り直したのがこちら。



DC/DCコンバーター DC-606　※参考出品

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  新型デコデコかぁ。

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  その特長を一言で言うと、スイッチング方式を採用することで、軽量コンパクトになりました。

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  確かにちっちゃい。

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  この「DC606」は6アンペアまで対応するモデルだけど、もっと容量の大きいタイプも出てくる予定です。

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  これは、地味だけど重要アイテムよね。

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  地味とか言うな。
  失礼でしょ。

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  じ、自分が最初に言ったんじゃないの。

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  なお次回は、打って変わってハデなアイテムが登場します

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  ホホウ。なんなの？

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  延長コード。

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  さらに地味なネタじゃない！

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  いやいや、これからのクルマ社会にはコレが必要だよね、っていう意味でハデなのです。