LED自作コラム

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グリルイルミやアンダーLEDに向きなテープLEDは？

テープLEDは種類が多くて、どれを使ったらいいのか迷う！という人必見。アンダーLEDやグリルイルミなど、車の外装ライティングを手がけまくるLED加工専門店イルミスタで、今、最も多く使われているのは5050テープLED/60LED。加工のプロの、テープLEDの選び方を聞いた。

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  アンダーLEDやグリルイルミなど、外装のライティングでよく使われるテープLEDですが……

  ●レポーター：イルミちゃん

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  テープLEDといってもいろいろな種類があるので、どれを使っていいか分からない人も多いと思います。

  ●アドバイザー：イルミスタ 野本研究員

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  ちなみに……しょっちゅうアンダーLEDを製作している、イルミスタの野本研究員が使っているのは？

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  ほとんどの場合は、「5050テープLED 60LED/m」を使いますね。

5050テープLED 60LED/m



5050チップLEDを1メーターあたり60個ずつ搭載。明るさでは最強クラスのテープLEDだ。イルミスタがよく使うのは、「防滴仕様の5050テープLED」

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  ほほう。種類がいろいろあるのに、けっこう決め打ちなんですね？

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  アンダーLEDをやるような人だと、やはり明るさ重視の人が多いので。ならば、5050テープLEDが向いています。

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  なるほど。目を引くアンダーLEDをやる位なら、明るさが欲しいのは当然ですね。

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  そうなんですよ。同じ5050テープLEDでも、搭載チップ数を減らした「5050テープLED 30LED/m」もあるんですが……、

5050テープLED 30LED/m


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  同じ5050テープLEDでも、1mあたりのLEDの数が少ないタイプですね。

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  そうです。メーターあたりのチップ搭載数が30個か、60個かの違いですね。

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  じゃあ、60LED/mのほうが明るいのは当然ですね。

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  加えてLEDの間隔が狭くなるので、均一に明るく見せやすいのは、「5050テープLED 60LED/m」ということになります。

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  5050テープLEDには「非防水」「クリアドーム IP65」「シリコンチューブ IP67」「全灌(ぜんかん)防水 IP68」と種類があって、だんだん防水性が上がります。

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  防水性の違いは「アンダーLEDをやる前に知っておくべき！ テープLEDの防水性能」で詳しく解説しています。

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  まず基本ですが、車外で非防水のテープLEDを使うのはNGですね。濡れたらショートします。

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  「IP68」クラスの全灌(ぜんかん)防水テープLEDを使えば、一番安心ということですね。

水中使用が可能な「全灌(ぜんかん)防水テープLED」


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  それはもちろん。けれど僕は、実際には「クリアドーム IP65」を使うことが多いですね。

樹脂に覆われた、防滴レベルの「クリアドーム」


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  ……え？
  防水性が高いほうがいいんじゃないんですか？

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  そうなんですが、「全灌(ぜんかん)防水 IP68」は、白と電球色しか選べない。

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  ああ〜。
  理由は色か！

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  ハイ。ドレスアップとして車外にテープLEDを付ける人で、白を選ぶ人は少数派です。

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  まあ……。
  それは分かる気がしますね。

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  クリアドームは、いろいろな色が選べるので。

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  青も緑もありますからねぇ♫

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  最近の例でいうと、緑が好きで、光モノは全部グリーンで統一したいというハマーのお客さん（↓）とか……

ハマーはグリーンのLEDで統一


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  「昼間も周囲の注意を引けるように」という狙いで、赤を使ったハーレーのお客さん（↓）とか……

ハーレーのLEDライティングは赤


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  こういうドレスアップは、防水テープだと色が選べないのでできないのです。

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  なるほどぉ。

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  一番人気は青で、二番目は好きな色が選べるRGBタイプですね。

定番の青ライティング用途ならコレ



エルパラで買える「5050テープLED 60LED/m クリアドーム 青色」

明るくて、色が選べるテープLEDならコレ



自由に色を変えたいならオススメは「5050テープLED 60LED/m クリアドーム RGB」

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  つまりは上の2つのクリアドームが、イルミスタがよく使っているテープLEDなんですね。

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  そうですね。あと、シリコンで裏面まで覆われた防水テープLEDは、防水性は高いけれど、両面テープではくっつかない、という点にも注意が必要です。

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  え？
  テープLEDなのにペタっと貼れない？

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  シリコン素材というのは、相性の問題で両面テープは使えません。すぐ剥がれます。

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  じゃあ、もし使う場合はどうすれば……

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  アルミフレームなどを使って、テープLEDはタイラップでフレームにくくりつけ、フレーム自体を車体に取り付けします。

テープLED専用の10cm幅フレーム



テープLEDの固定用途に使うためのアルミフレーム平角棒

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  アルミフレームの車体への固定は、なるべくビス留めするようにしていますよ。

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  なるほど。アンダーLED職人がよく使うテープLEDとその理由、でした。