LED×DIYコラム

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調光器の選び方講習②╱リモコンかボリュームか、ポン付けか埋め込みか

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調光器の選び方を、数多くのLED調光器を取り扱っているエルパラに聞く・第2回目。まず「容量」を見て選ぶのが第一段階だが、その先はどうするのか。リモコンの有無や設置方法（ポン付けor埋め込み）などの条件で絞り込んでいけば、自分に合った調光器にたどり着けるはず。

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  「調光器の選び方講習①╱選定時に注意するべきポイントはまず容量」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  調光器の選び方を、さらに進めていきます。

  ●アドバイザー：エルパラ 平川研究員

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  「容量」を満たす調光器がいくつかあったら、それをどう絞り込んでいくのか？

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  調光器を大きくグループ分けするとすれば「使い勝手」の違いがありますね。

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  と言うと…？

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  まず、リモコンが使える調光器なのか、本体で操作する調光器なのかで大きく分かれます。

リモコンあり



リモコンなし


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  リモコン無しの調光器は、本体を触って直接操作するわけですね。

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  操作性の違いだけでなく、リモコン調光タイプの場合は、本体部分を隠して設置できるメリットがあります。

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  車の場合は、隠せるメリットが大きい。

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  それからリモコンタイプも2種類あって、RF（無線周波数）リモコンと赤外線リモコンでは事情が違います。

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  それって、どう違うのでしょうか？

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  赤外線リモコンは受光部に向けてリモコン操作する必要があるため、本体を隠して設置する場合でも、受光部だけは出しておかないといけないデメリットがあります。

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  RFリモコンなら、そういうのは関係ないのね。

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  ハイ。RFリモコン型なら完全に隠して設置できます。

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  つまり一番スマートなのは、RFリモコンタイプの調光器！

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  そうですね。車内で隠して設置したいなら、RFリモコンタイプの調光器を選ぶのがいいと思います。

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  ふむ。

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  いっぽう、リモコン式ではない調光器の場合は、操作方法がいろいろ分かれますね。

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  フムフム。

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  本体のボタンを操作するタイプ、ボリュームツマミで操作するタイプのほか……

ボタン操作



ボリューム操作


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  これ以外にタッチ式なんていうのもあります。

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  ボリューム式だけではないんだ。

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  とはいえ、操作性の面ではやはりボリューム調整式がいいでしょうね。

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  設置方法の違いとして、「壁付けタイプ」の調光器もあります。


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  最新型の調光器では、壁に埋め込むタイプもありますが……



これに挑戦するなら、「家の壁に穴を開ける前に考えるべきこと」参照。

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  埋め込み式を設置するためには、壁に穴を開けなければならない。そのデメリットがあるので、より簡易的な設置方法でいけるボックス型が、従来通り定番であり続けると思います。

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  壁付けの調光器は、家でLEDテープライトを使う人向けですよね。

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  基本的にはそうですけど、キャンピングカーなどで使う人もいますよ。

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  そうか。家のリビングのような車内にするなら、壁付けのボリューム調光器もありだ。

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  あるいは小型のボリューム調光器などを、車内で使う手もありますね。



小型ボリューム調光器をバラして車内の内張り等に埋め込む、という高等テクニック（右）

「調光器を分解して、調光ボリュームだけを車内に埋め込む技」参照。

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  一般的には車で使う場合は、設置に困らないリモコン式の調光器を選ぶことが多いでしょうけど、ボリューム式を好む人もいるので、そこは分かれます。

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  どういう設置方法を取るかによっても、調光器の選び方は変わってきますね～。

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  あとは実際に配線作業するときを考えると、DCコネクター＆DCプラグ付きの調光器が一番初心者にオススメしやすいです。


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  LEDテープライトやLEDダウンライトはDCコネクター付きが主流になっているので、そのままつなげるのがメリットです。


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  配線加工して端子を付けたり、ハンダが扱える人にとっては、そこは何でもいいという話にはなりますが。

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  なるほど、なるほど。

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  ちなみに、今どきはUSBタイプのLEDテープライトなどもよく見かけますが、その場合はUSB接続できる調光器などもあります。

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  LEDテープライトの接続方式に合わせて調光器を選ぶ、という視点もあるんですね。

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  前回と今回で解説した「容量」「操作方法」「設置場所」「配線方法」などの条件で絞り込んでいけば、自分に合った調光器が見えてくるはずです。

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  選び方がざっくり掴めたところで、次回は具体的に売れ筋やオススメの調光器をチェックしていきます。