ガレージのDIY

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電動シャッターに「挟み込み防止センサー」を後付けする方法

近ごろ、電動シャッターの挟み込み事故が問題となっているが、「挟み込み防止機能」（障害物検知センサー）の後付けはDIYでも可能だ。車の電装DIYに比べれば難易度は低いし、かなり低予算で安全対策できる。

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  「電動シャッターの〈挟み込み事故〉を防止する障害物検知センサーは後付けできる」の続きです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  障害物検知センサーの、具体的な後付け方法を解説しましょう。

  ●アドバイザー：CEP 服部研究員

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  そんなことが、本当にDIYでできるものなのか？

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  順番としてはまず、電動シャッターリモコン・エアリースターの受信機を後付けします。

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  そこまでは、以前の記事でやりましたね。



✔「電動シャッターリモコンの後付け（リモコン化）方法」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  そして、エアリースターのオプションである「障害物検知センサー」を用意します。

挟み込み防止用のセンサー



コムエンタープライズ・エアリースターのオプション品として用意された障害物検知センサー

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  センサーの取り付け自体はカンタン。電動シャッター横の壁に、両面テープで貼るだけです。

貼り付け部分の油分・汚れを除去



固定は両面テープで…



ペタリと貼るだけ



ペタリ

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  高さは、検知したい高さに付ける、というイメージです。

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  ということは、あまり高いところでは、低い場所の荷物や人を検知できないから……

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  そうですね。人間（子供など）の挟み込みを防止する意味では、低めの位置に取り付けるのがいいと思います。

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  なるほど。

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  それと、センサーは水平に付けるのがポイント。


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  地面のほうを向いていても、空を向いていてもダメです。外向いているのもダメ。

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  まっすぐ水平に、反対側の壁に向けて付けるってことですね。

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  ハイ。
  それによって、反対側の壁との距離を測っています。

✔ 障害物が現れることで距離が変わるのを、センサーが読み取って、シャッターを止める。

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  センサーの配線はどこにつなぐんでしょうか？

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  それはカンタンです。エアリースターの受信機のポートに差し込むだけですので。



✔ 障害物検知センサーを組み合わせることができるのは、エアリースターのVer3.0以降。※Ver2.0～2.1を場合は、オプションのバージョンアップメニューでアップデート可能。

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  センサーの電源は、受信機ユニットから供給されますので、配線としてはこれだけです。

あとは電源スイッチをオン



✔ オンにした時点で、反対側の壁との距離を測定し、それがメモリーされる。（障害物によって距離が変化したら、センサーが反応）

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✔ もしも反対側付近に棚などを設置して距離が変わった場合は、電源を切って入れ直せば再設定される。

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  なんと！ 今話題の「電動シャッター挟み込み防止」は、意外とカンタンにできることが分かりました。

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  電動シャッターリモコンは「現状でシャッターメーカー純正リモコンがあるから、いらないよ」という人もいますよね。

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  でも、挟み込み防止のセンサーは付けたい！ という場合は……

挟み込み防止機能だけを、単体で取り付ける専用キットもありますよ




コムエンタープライズの障害物検知センサーキット

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  取り付け作業は、どうなりますか？

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  この場合でも、受信機を取り付ける必要はあるので、実は「電動シャッターリモコンの後付け方法」と、似たような作業をするんです。

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  あー。
  壁のスイッチ裏の配線につなぐやつ。

壁のスイッチを外して、裏の配線につなぐ


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  そうですね。ただ、リモコン自体を後付けする場合は、「開ける」「閉める」「停止」などすべての配線につなぎましたが……



✔ 電動シャッタースイッチ裏の配線には、「停止」「開ける」「閉める」「共通」などの線が来ているが、構造図を見ればどれが停止線なのかは判断がつく。詳しくは「電動シャッターリモコンの後付け（リモコン化）方法╱前編」参照。

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  障害物検知センサーだけを後付けする場合は、目的が「停止」だけなので、配線作業はシンプルです。

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  そっか。「開ける」とか「閉める」機能を後付けするわけではない。

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  そうなんです。
  そこは純正リモコンがありますから。

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  つまり、リモコン後付けと同じような配線作業を、部分的にやるような話ですね。

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  そういうことですね。

✔ 内容が重複するので、ここで詳しくは解説しないが、「リモコン受信機の後付け方法」の記事の内容が理解できる人なら、あとは説明書を見れば分かると思われる。