中古車購入ガイド

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ドレスアップカーの中古車にも2種類あることを知っておこう

ドレスアップカーの中古車は2種類ある。それは「もともと改造されていて、中古市場に出てきた」のか「ノーマル中古車をドレスアップしたものか」。前者と後者は、見た目は同じ。しかしいろいろと違いがあるので、購入前に知っておきたい。

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  ドレスアップカーの中古車には、2種類があります。このことについて解説しておきたいと思います。

  ●アドバイザー：シャルマン 岡田研究員

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  2種類って？

  ●レポーター：イルミちゃん

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  それは「もともと改造されていた車」と「ノーマルの中古車をベースに、お店がドレスアップして仕上げた車」の違いです。

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  あー。どっちも完成形だけ見れば「ドレスアップカー」だけど……

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  そこに至るまでの過程が違います。

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  それは……どっちがいいのでしょうか？

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  中古車の程度のよしあしは個別の話になるので、一概には言えませんが……

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  ふむ。

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  一般的には、ノーマルベースでドレスアップされた中古車のほうが、いろいろな意味でヘタリが少ないのは当然と言えます。

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  なるほど。

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  例えば足回り。もともとエアサスコントローラーが付いていたのなら、それなりに純正エアサスがヘタっています。


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  そりゃそうだよね。

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  ノーマルで乗られていた車を、オークションで引っ張ってきて、お店でエアサスコントローラーを付けた車のほうが、ヘタリは少ない。

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  中古車として程度が良い可能性が高い。

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  ホイールを太くしてインチアップするだけでも、パワステには負担がかかっていたりするし、車高を低くすれば下回りを擦るし、エアサスにも負担がかかりますので。

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  ノーマルと比べたら、どこかに負担がかかっているのは当然だ。

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  もちろん、ドレスアップされていた車でも、大切にキレイに乗られていた例はありますよ。だから決めつけることはできませんが……

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  でも一般的な傾向として言えば……

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  ノーマル車よりはそれなりにヘタリ、ダメージはあって当然ってことですね。

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  シャルマンの場合は、どっちのスタイルなのでしょう？

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  基本的にはノーマルで程度の良い中古車を探してきて、それをベースに、新品のパーツを付けてドレスアップしています。



車高調やホイールなども新品を買って付けている車がほとんど。

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  同じドレスアップカーでも安心感が高いってことね。

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  シャルマンのコンセプトは「安心して長く乗れるドレスアップカー」ですので。

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  なるほど、なるほど。

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  でも、ローダウンされている状態だけ見たら違いが分からないので、ドレスアップ中古車としてひとくくりにされがちです。

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  まあ、そうでしょうね。

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  例えば、こんな問い合わせがよくあります。

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  ふむ。

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  「この車、車高が下がっていますけど、下回りを擦ったりした傷とかはないですか？」って。

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  シャコタンだから、気になるポイントではある。

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  そうなんです。「できれば、下回りの写真撮って送ってもらえないですか」っていう問い合わせがちょくちょくあるんですよ。

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  なるほどねー。

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  ずーっとシャコタンで乗られていた車は、ダメージも全然違いますから。

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  そこは買う側も分かっている。

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  それでフルノーマルから車を作る前に、まず外装・下回りの写真は撮っておいて、大きい擦れや劣化がないというのを見せられるようにしています。

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  「ドレスアップ中古車には2種類ある」の意味が、よく分かりました。

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  たまに下取り、買い取りのドレスアップカーを置くこともありますが、それはそれで明確にしてあります。

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  どちらのパターンなのかが分かっていれば、おのずと確認事項も見えてきます。

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  そうなんですよね。

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  気になるドレスアップカーの中古車があったら、どっちのパターンなのかは知っておいたほうがいいですね。