スピーカー取り付け

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無加工フロント3wayスピーカーは、条件が揃えば実現可能

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フロント3wayスピーカーを無加工で実現する╱ツイーター編。前回はスコーカー（ミッドレンジ）の位置が決まったので、今回はツィーターの取り付け。ダッシュボード上に置き型にする例と、ネジ穴加工だけ許容するならピラーに付ける例もあり。

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  「純正ツイーター位置にスコーカー（ミッドレンジ）が付くのかどうか検証」の続き。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  今回は「ツイーターはどこに取り付けるか？」という点についてです。

  ●アドバイザー：カーデン 佐伯研究員

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  ……前回のやり方で、ツイーターの居場所がなくなってしまったもんね。

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  しかしツイーターの場合は、置き型のマウントを使って、ダッシュボード上に取り付けることが可能です。

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  フムフム。

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  今回の検証で使ったモレルのフロント3wayスピーカーセットを例にすれば、ツイーター用のマウントは2種類付属していて……



ここで使っているのはモレル（Morel）のフロント3wayスピーカーセット「MAXIMO ULTRA 603 MK2」

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  ひとつはピラーなどに埋め込むときに使うマウント。もうひとつは、ポン付け用の置き型マウントです。

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  最初から両方のマウントが同梱されているのか。

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  置き型のマウントを使えば、このようにダッシュボード上に設置できます。


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  これならツイーターもスコーカーも、両方とも無加工で取り付けできますね。

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  確かに。

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  あるいは、もうひとつのマウントを使って「ツイーターはピラーに固定する」手もありますが……


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  ただしこの場合は、ネジ穴と配線を通すための穴は開ける必要があります。

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  完全無加工というわけにはいかない。

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  そういうことですね。

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  置き型の場合は両面テープ固定でいけるのでしょうか？

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  そうですね。マウントの作りを見るとネジ留めもできるようになっていますが、ダッシュボードに穴を開けるのは嫌な人が多いと思うので、現実的には両面テープ固定になると思います。

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  配線の穴も開けなくていいの？

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  ダッシュボード上に置き型マウントで設置する場合は、後ろに出た配線をそのままダッシュとピラーの隙間に隠してしまえばいいですね。

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  それなら完全無加工でできる。

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  同じような付け方は、ブラムのツイーターでもできますよ。

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  ブラムのほうにもマウントが2種類付属していますね。



ここで使っているのはブラム（BLAM）の「L165P」（ドアスピーカーとツイーターのセット）

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  今回のケースは、こちらのタイプのマウントのほうを使います。


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  ダッシュボード上に両面テープで固定する場合はこうなります。


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  または、穴を開けていいなら、ピラーにネジ留め固定もできます。


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  モレルと同じような事情だ。

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  ちなみにツイーターのサイズは両者同じくらいでしたね。

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  完全無加工でダッシュボード上にポン置きするか、ネジ穴だけは許容してピラーに付けるか、の2択ですね。

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  ちなみにブラムの場合は、スコーカー（LFR52）のマウントも付属していました。


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  これは何に使うの？

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  このマウントを使えば、ピラーに取り付けることも可能ですよ、というものです。

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  ということは……

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  ツイーターは純正位置に付けて、スコーカーのほうをピラーに取り付ける手もあります。


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  この場合は、やっぱりネジ穴と配線の穴だけは開ける必要がありますけどね。

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  なるほど～。しかしこのパターンも、加工は最小限で済むのね。

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  スコーカー用のマウントが付属していれば、こういう付け方もありますね。

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  ……ということで「ほぼ無加工」「完全無加工」どちらのパターンでも、フロント3wayスピーカーは取り付け可能なことが分かりました。

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  ただし、これは車種にもよります。

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  ふむ。ちなみに今回はランドクルーザープラドでの実験でしたが……

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  こういうフロント3wayスピーカーの取り付け方が、オススメできないケースもあります。