電装DIYのQ＆A

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ホーン用と室内用（ACC電源）、2本のバッ直電源を引くには？

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  2つ（2種類）のバッ直を、同時にやりたいパターンですね。

  アドバイザー：DIYライフ 藤本研究員

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  ひとつはホーンのためのバッ直、もうひとつは内装の電装品用のバッ直（ACC連動など）ということですね。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  この場合、リレーはどうしても2個必要になります。ホーン用に使うリレーは、ホーンが鳴っているときしか動作しないので。

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  つまり室内に引き込むACC連動の電源用には、別のリレーが必要になる。

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  そうなります。

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  nksサンが質問してきているのは、DIYライフのバッ直キットのことなので、DIYライフの製品を例に、必要なモノを整理してみましょう。

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  おさらいですが、まず通常の室内引き込み用のバッ直にはコレ（↓）を使います。

通常のバッ直ケーブル



バッテリーにつなぐバッ直電源セットと、電装品につなぐリレーキット端子付きを組み合わせる。

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  そして、ホーン取り付け用には、専用のバッ直キットがあります。

ホーン取付用リレーキット



ホーン取り付けに特化した専用バッ直ケーブル、ホーン取付用リレーキット

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  これらを単独で使う通常のバッ直方法は、下記記事を参考にしてください。

バッ直の方法│関連記事

バッ直のやり方（バッテリー直の電源取り出し方法）

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ホーン取り付け時のリレー配線とはなにか？

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  で、今回のように同時に2種類のバッ直をする場合、この両方を取り付けするという手がひとつ。

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  フムフム。
  両方をバッテリーにつなぐ式ですね。

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  あるいは、質問者の方が言っているようにバッテリーからの電源取り出しは1本化して、リレーの手前で分岐する方法があります。

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  途中までは1本にできるんだ。

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  ただし、これは条件付きです。

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  バッテリーにつなぐバッ直線を、1本にまとめる際の注意点。それは容量の問題です。DIYライフのバッ直ケーブルに付いているヒューズは、15アンペアなんです。


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  なぜ15アンペアで制限しているのかというと、極端に太いケーブルを使っておらず、2スケア線を使っているためです。

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  配線の太さによって、流せる電気の量は決まっています。

  ※「配線コードの太さ（スケア）の選び方」参照。

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  2スケアよりも太い配線コードを使うと、電気を流せる量は増えます。でも一般的なハンドツールや端子が対応できなくなるので、DIY用途では使い勝手が悪くなります。

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  そのへんを考えての、2スケア仕様。

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  ハイ。バッ直電源でつなぐ電装品の合計が、同時使用時に15アンペアを越えないことが前提です。

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  15アンペアもあれば、十分な気がしますけれど……。

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  しかし、ホーンの種類によっては10アンペアとかいきますよ。バッ直しようとしている位だから、室内でもなにか大容量の電装品を使うわけでしょう？

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  ナルホド。この前提条件をクリアできる場合に、どう1本化するか配線図にしました。

2つのバッ直をするときの配線図


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  この配線図の中に出てくる、「分岐用ハーネス」「延長ハーネス1m」「ギボシ端子変換ハーネス」もDIYライフで単品販売しているものです。



DIYライフの分岐用ハーネス。2スケアの太線分岐に使える分岐線。



ギボシ端子付きの2スケア延長コード延長ハーネス1m



切りっぱなしの太線をワンタッチでギボシ端子に変換できるギボシ端子変換ハーネス・オスタイプ。メスタイプもある。

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  基本的には、ユーザー自身が配線加工をしなくてもできるように、細かい変換ハーネスも揃えてありますよ〜。

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  こういう細かい部品を組み合わせると、今回の質問のようなケースにも（配線加工ナシで）対応できるわけですね♪