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超小型チップLED「1006」をエルパラが販売開始! ……で、ハンダ付けはどうする?

注目☆ 指にくっついた砂粒のように見えるのが、1006チップLEDなのです!

イルミ

ローム製の極小チップLED「1006 PICOLED」(ピコレッド)。ジオラマ、ミニチュア模型、Nゲージ、携帯電話のLED打ち替え……などに使う最小クラスのチップLED。手作業でどうやって半田付けするのか、エルパラに教わりました。

エルパラが販売を躊躇した1006の恐るべき小ささ

針の穴も通せそうなレベル

そこで、今回はDIYユーザー向けに考案した「エルパラ式ハンダ付け法」を公開しましょう!

平川

最小チップLED「1006」
ハンダ付け方法

ポイントは下準備。
カッティングマットに両面テープを貼り、そこにガイド用としてカッターの刃を貼る。

平川

両面テープはあらかじめ指で触って粘着力を落としておきます(でないと剥がすとき大変)。

カッターの刃は危ないのでグラインダー等で削っておくのがベスト。

平川

2枚のカッターの刃を向かい合わせにして、1006チップLEDを挟みます。

ハンダも下準備。

平川

事前準備として0.6ミリの細いハンダを、カッターでナナメにカットして先端をさらに細くします。

ネギのようにハス切りする

スパッ

平川

ちなみにハンダごては白光のFX-600を使っていますが、コテ先をC型に替えてあります。

いよいよハンダ作業。コテ先のナナメカットの部分を使ってLEDに熱をかけ、ナナメに切ったハンダをちょっと当てる!

コテ先は「T18-C1 1C型」で、コテ先の温度は270度にしている。

プラスとマイナスの電極それぞれにハンダを盛った

中央のマーキングがカソードマーク。凸っている左側がカソード(マイナス)を示す。

イルミ

カソードマークが肉眼でよく見えない人はルーペを使って極性を確認しましょう。

平川

配線コードはポリウレタン撚り線2UEW 0.08mmを使用し、コテ先にハンダを付けておいて配線コードの先端の被覆を溶かしつつ予備ハンダします。

次に!

平川

配線コードも両面テープで固定しつつ、LEDに盛ってあるハンダの上に置き、上からコテ先を軽くトントンと叩くようにハンダ付けします。

イルミ

ここもルーペを使って作業するのが現実的です。

平川

配線コードを必要な長さにカットしたのち、「丸ピンICソケット 2pin」にハンダ付けし、熱収縮チューブで全体を覆って固定します。

平川

電源として便利な「極小LED用電源ターミナル」というのもあります。これを使って点灯したみたところ。

ピカッ

エルパラでは5色の1006をラインナップ

LED通販エルパラROHM1006チップLED「PICOLED」の販売ページ参照。

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