カプラーオンアンプの知識

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ホンダ車用のパワーアンプ・PA2H2が登場してきた意味

ホンダ車の純正ナビ裏でカプラーオン取り付けできるパワーアンプ「PA2H1」に続いて新たに「PA2H2」が登場したが、これは“後継モデル”ではない。どちらを選べばいいのかは、純正ナビの種類による。ホンダ車はナビ裏の事情が少しややこしいので、カプラーオンモデルを選ぶときは注意が必要。

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  ビートソニックから新たに発売になったパワーアンプ・PA2H2に関するレポートです。

  ●レポーター：イルミちゃん

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  PA2H2はホンダ車用のマイクロパワーアンプです。

  ●アドバイザー：ビートソニック ワタナベ研究員



Amazonでも販売されているビートソニック ホンダ車用アンプ PA2H2

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  ホンダ車専用をうたっているということは……カプラーオンで取り付けできるシリーズのアンプですね。

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  そうですね。PA2シリーズには汎用品の「PA2」とカプラーオン型の専用モデルがありまして、「PA2H2」はホンダ用のアンプです。

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  しかしそれでいうと、ホンダ車のパワーアンプは以前から出ていたような気が？



✔「カプラーオン取り付けできるパワーアンプPA2に、ホンダ車用やニッサン車用が登場」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  そうですね。ホンダ車用としては先に出ていたモデルが「PA2H1」です。



詳細はAmazonの マイクロパワーアンプキット PA2H1

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  「PA2H1」と「PA2H2」はなにがどう違うのでしょうか？

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  カプラー形状が違います。DSPのときにも説明しましたが、ホンダ車のディーラーオプションナビは主に2種類のカプラー形状があるんです。

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  その違いをおさらいしておくと……

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  同じ24ピンカプラーですが、形状の異なる2種類のカプラーが出てきます。



ホンダ純正ナビの24ピンカプラー形状　ロック式



ホンダ純正ナビの24ピンカプラー形状

※「H1」や「H2」といった名称は、ビートソニックの呼称。

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  ひとつはロック式の24ピンカプラーで、こちらに対応するのが既存の「PA2H1」のほうです。

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  では今回登場してきた「PA2H2」は、もうひとつの非ロック式の24ピンカプラー用なんですね。

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  はい。
  そういうことです。

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  つまり両者は適合車種が違う。

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  とはいえホンダ車の場合は「車種ごとの違い」とも言い切れず、同じ車種の中で2種類のカプラーが混在するケースもあり、「この車種はこちらです」という案内はできないのがややこしいところです。

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  それはややこしいなぁ。どっちを買ったらいいのか分からない。

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  そうなんですよ。

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  では、自分の車にカプラーオン取り付けできるアンプを調べるには……

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  純正ナビ裏のカプラーを確認してもらうか、あるいは純正ナビ品番から適合を調べてもらうのが確実ですね。

※ビートソニック公式サイトの適合情報に「DOPナビ品番から検索」が用意されている。

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  この注意点は、カプラーオン取り付けできるDSP（TOON Xシリーズ）にも共通しているので、ホンダ車乗りは頭に入れておきましょう。

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  なお、取り付け方法は、「PA2H1」でも「PA2H2」でも違いはありません。