DIYラボ

シガー電源シリーズ

モバイルバッテリーなどのUSB電源を、DC12Vのシガーソケットに変換できる

車のシガーソケットから電源を取り、DCプラグに変換するケーブル　3種類

ポータブルバッテリーだと大げさ過ぎると感じる人でも、モバイルバッテリーで車用のLED製品（DC12V）を光らせることができたら、便利な場面がありそう。そんなことを可能にするのが、USBをシガーソケットに変換するケーブル。

USB電源（DC5V）を昇圧させつつDC12Vのシガーソケットに変換

「車のシガーソケットから電源を取り、DCプラグに変換する方法」の続き。

●レポーター：イルミちゃん
今日はもうひとつ、別の変換パターンを紹介します。

●アドバイザー：エルパラ平川研究員
ふむ。
前回紹介している「シガー電源ケーブル」3兄弟とは別に、こんな変換ケーブルも販売開始しました。

USB昇圧式シガーソケット

エルパラで販売しているUSB昇圧式シガーソケット（6294）

これはどんな変換ができるんでしょうか？
USB電源（DC5V）を、DC12Vに昇圧しつつ、シガーソケット形状に変換しているケーブルですね。
えーっとつまり、USBがシガーソケットに変換できる？
そういうことですね。
なんのためにそんな変換をするのでしょう？
例えばモバイルバッテリーのUSB電源を、シガーソケット形状に変換できます。
あー。
そういう狙いね。
そのうえで、前回紹介した「シガー電源コード」と組み合わせると……

シガー電源プラグコード

シガーソケットからDCプラグへの変換ケーブル。※前回参照

モバイルバッテリーのUSB電源をいったんシガーソケットに変換してから、さらにDCプラグに変換できる！
そうすればLEDダウンライトなどを、簡易的にモバイルバッテリーで光らせることができます。
ナルホド！
ただし容量（定格電力）は10Wなので、あまり消費電力の大きい電装品は付けられないですけどね。
10Wまでの12V製品が使えるってことですね。
出力電流は、最大で800ミリアンペア（0.8アンペア）になります。
1アンペア弱もあるなら、一般的なLEDを光らせるのには、十分足りそう。
定番人気になっている車用のLEDダウンライトを例にすると、1個あたり0.2アンペア位なので……
このLEDダウンライトが、ギリギリ4個いける？

12V車用LEDダウンライト 3W 15LED

エルパラの12V車用LEDダウンライト 3W 15LED

マックス出力近くまで使うと負荷が大きくなるので、マージンを取りましょう。それでも最大で3つくらいまでなら光らせることができますね。
そっか。明るさとモバイルバッテリーの持ちを考えたら、1～2個でも十分でしょうね。
LEDテープライトでも短いモノであれば数百ミリアンペア程度で収まるので、同じように使えますよ。
アウトドアでモバイルバッテリーとLEDを組み合わせて使えば、車のバッテリーを気にせず照明を確保できる。
あるいはポータブル電源にもUSBポートは付いていたりするので、そこからの変換にも使えます。
シガーソケットが全部塞がって、USBポートが余っている、なんていう場面でもシガーソケットを増やせますね。

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