エアコンパネルインジケーターを青×赤のLEDに打ち替えて、欧州車っぽく見せる技

エアコンの操作スイッチパネルに付くLEDインジケーター。ここは純正では「みどりとオレンジ」が定番なのだが、欧州車の内装では「青と赤」をよく見かける。そこでLED打ち替えで、欧州車風にする提案。違いがわかりにくい、実にさりげない技だが、それがいい。

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  「LED加工のプロが愛用する〈グロメット〉とは？」に続きまして、球屋の〈カローラクロスの内装LED加工〉にまつわる話題。

  ●DIYラボ：イルミちゃん

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  アンビエントライト光量アップ・ドアポケット照明の他には、エアコンのインジケーターのLEDを青と赤に変えました。

  ●アドバイザー：球屋 森田研究員

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  え……なにがどう変わったのかよく分かりませんが？ どこ？

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  エアコンの操作スイッチのところにLEDインジケーターが付いていますが、純正だと「みどり」と「オレンジ」なんです。

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  ふむ。

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  そこのLEDを打ち替えて、みどりを青にして、オレンジを赤にしました。



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  みどり×オレンジを、青×赤にした……。

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  そうそう。

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  あ～、これは以前にレポートしたシートヒータースイッチのLED打ち替えと、同じニュアンスの技か！



✔「シートヒータースイッチのLED打ち替えは、実用的でスタイリッシュな技」参照。

>>>リンク先で詳しく読む。

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  そうなんですよ。青と赤のほうが欧州車っぽくて、内装がしゅっとする感じがしますよね。


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  日本車古来のみどり×オレンジ使いは、最新型のカローラクロスでも変わらないのね。

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  逆になぜ、ずーーっとみどりとオレンジを使うのか不思議です。LEDの在庫の都合なのかと勘ぐりたくなるほどですね。

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  まあ「視認性が高い色」だとかなんとか、理由はありそうだけど……欧州車的な青×赤使いのほうがカッコいいと感じる人は多そうです。

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  この技、名前はなんというの？

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  え？ 名前ですか？ う～ん、エアコンパネルインジケーターとかでいいんじゃないでしょうか。

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  ……そのまんまですね。では「エアコンパネルインジケーター」ですが、今回はカローラクロスでのデモですけど、この技なら他車種でも汎用的にできますよねぇ！

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  んー。基本はそうなんですが、どんな車種でも……というわけにはいきません。

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  そうなの？ なんでですか？

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  液晶との兼ね合いがあるんです。例を挙げるとレクサスNX前期では、このLED加工は基本的にやりません。一度はやった経験から、の話ですけど。

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  レクサスNXはなにが問題なの？

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  この部分のLEDをいじるためには液晶を外さないといけないんですが、液晶を外す部分がコネクターではなくて、直接ピンにハンダ付けされているような状態なんですよ。

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  えーっと、つまり……液晶が外せないと？

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  一回やったことがあって、そのときは上手く外せましたが、場合によっては液晶が割れるリスクがあるような作業なんですね。

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  直接ハンダ付けされている液晶をどうやって外したの？

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  ピンが基板にハンダ付けされている部分のハンダを、全部吸い取って取り外しました。

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  ふええ。

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  慎重にやっても、外す過程で若干テンションはかかってしまうので、ちょっと危ない作業です。

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  それでNGメニュー扱いになったのか。

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  とは言え、だいたいの車種では、液晶は普通に外せます。あるいは液晶を触らなくてもLED打ち替えができる。

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  レクサスNX前期は例外なんですね。

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  レクサスNXも後期だったらできるんですよ。前期は止めたほうがいいっていうだけで。

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  なるほど。

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  液晶の脱着の問題を横においておけば、やっていることはごく普通のLED打ち替えです。

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  液晶リスクがない車種では「内装が欧州車っぽくなる、オススメのLED加工」と言えそうですね。